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1.世界は成立していることがらの総体である
2.成立していることがら、すなわち事実とは、諸事態の成立である
3.事実の論理像が思考である
4.思考とは有意味な命題である
5.命題は要素命題の真理関数である
6.真理関数の一般形式はこうである。→(ギリシャ文字とかめんどいから省略)
7.語りえぬものについては、沈黙せねばならない
前半は、非常に精巧に糸を紡ぐような世界の要素への分解とその組み立て。
中盤は、世界と論理のgrounding(ウィトゲンシュタインは現代の記号接地問題を見たらどう考えるのだろう?)→ 思考と論理の同一性と、命題の意味について →
有意味な命題、無意味な命題(トートロジー、矛盾)とは → 各要素命題から真理操作によって張られる"無意味な命題"を通しての論理空間の描画 → 個人の経験による要素命題の有限性と、個人の論理空間の限界(→独我論) → 諸学問(論理学・数学・物理学)の命題の特性と、その正体(目から鱗がボロボロ) → それらの世界記述に関する役割(世界の網目の編み方がここで完成)
クライマックスは、倫理や美に代表される超越的な価値の思考不可能性への帰結(さ最後に全てを理解したとき、上りきった梯子を捨てなければならない)
"哲学とは、自然科学ではない(4.111)"、"哲学の目的は思考の論理的明晰化である(4.123)"という自身の命題を地でいくかのように、ひたすら明晰に、世界、論理、思考、自我、生、神秘について語っている。
一週間以上かけてゆっくり読んだので、はじめの方とかけっこう忘れててちょっと間違ってるかも(--;)でも、これが論理哲学論考とういう本の各命題から、脳内に経験として写像され、操作を施されて生じた私の論理空間(思考の限界)なので、あしからず。あと何回かは読み直したい感じ。子供のころにぼんやりと浮かんでは消えていく問いを、論理という道具によってひたすら明晰にしていってる感じ。
その意味で、
"おそらく本書は、ここに表されている思想をすでに自ら考えたことのある人だけに理解されるだろう"
という序文はまったく正しい。
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