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論点思考
 
 

論点思考 [単行本]

内田 和成
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

正しい論点で、
問題解決力が劇的に向上する!

ロングセラー『仮説思考』の著者が明かす
コンサルタントの暗黙知を解説。

ビジネスにおいて本当に大事なことは、やらないことを決めることだ。企業は数え切れないほど多くの問題を抱えていて、それらをすべて解決しようと思っても、時間もなければ人も足りない。仕事には期限がある。こなすことのできる工数も限られている。その中で解くべき問題を設定し、選択し、それに取り組み、成果をあげなければならない。成果をあげるには真の問題を選びとることが大切だ。
この真の問題を著者が25年間勤めたボストンコンサルティンググループでは「論点」と呼ぶ。そして、論点を設定するという、問題解決の最上流に当たるプロセスが「論点思考」である。論点を設定することにより、考えるべきことが絞られ、問題解決のスピードは上がり、解決策を実行したときの効果も高くなる。成果を出すには、「正しい答え」でなく、「正しい問い」「解くべき問題」=論点が重要となる。「間違った問い・問題」に取り組むことは大いなる「時間のムダ」であるという。
コンサルタントの世界では、与えられた問題の分析ができ、その問題が解決できるというだけでは、コンサルタントとして半人前。一流のコンサルタントは論点が何かを見つけだす能力に優れているのだ。そして、パートナークラスのコンサルタントであれば、他の調査・分析作業は部下に任せることがあっても、論点の設定だけは自らが徹底的に行なう。
本書はこれまでコンサルタントの頭の中にしまい込まれていて名人芸と思われていたものを、読者のわかる形に分解し、やさしく説明している。日ごろの業務の中で「上司に言われた問題に取り組んでいるが、これでいいのか」「本当の問題は別にあるのでは」と疑問を持ちながらしている人、加えて、部下に問題・課題を与える立場にある管理職の人も必読の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

最も重大な過ちは間違った問い、不要な問いに答えること。成果を出すには、「正しい答え」ではなく、「正しい問い」が重要だ。正しい論点で問題解決力が劇的に向上する。

登録情報

  • 単行本: 235ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2010/1/29)
  • ISBN-10: 4492556559
  • ISBN-13: 978-4492556559
  • 発売日: 2010/1/29
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「本当に問題は何か?」に気づく力を養う本です。, 2010/1/30
レビュー対象商品: 論点思考 (単行本)
●内容のレビュー
間違った問題や、解いても意味がない問題にいくら向き合っても無駄であり、
解いている問題自体が正しいか?という問題提起から始まります。

その解答として、効率よく真の問題を見つけ、限られた時間内で成果を
出すために必要な考え方と実践方法を学ぶことができる内容でした。

著者は解くべき問題のことを「論点」、解くべき問題を定義するプロセスを
「論点思考」と、それぞれ定義されています。そして、論点思考を4つの
ステップで定義し、順に解説してくれます。

論点思考を学ぶことの必要性については、本文で引用されていた
ドラッカーの言葉がとてもわかり易く、問題意識をしっかり持てました。
「経営における最も重大なあやまちは、間違った答えを出すことではなく、
 間違った問いに答えることだ」(本文から引用)

論点思考のメリットは、考えるべきことが限定され、考えなくても良い
その他多くを捨てることができることと定義されていました。
この定義からは、論点思考とは、効率よくかつ価値ある成果を出すための
スキルの1つであると解釈しました。

最も印象に残った点は、論点とは相手にとっての論点であり、
自分の論点ではないという点でした。
コミュニケーションにも通じるような発想ですが、
相手が何に困っているのか、何を望んでいるのかを正確に把握し、
どうようにしたら相手が納得してくれるのという視点を持って
取り組むことの重要性を学ぶことができます。

全体を通じて、実践する際の視点(考え方)にしっかりと触れられており、
さらに、事例を読みながら頭の中を整理できる点が良かったです。
途中に総合演習のようなケーススタディの章がある点もおもしろいです。

●本の構成
本書の構成は下記でした。(全6章)
・論点とは何か、論点思考とは何かを解説(第1章)
 →簡単なケーススタディが複数あるので最初に定義が理解できる

・論点思考の4つのステップを順番に解説(第2章〜第4章)
 ・第2章:「論点と現象を見極める」、「論点は動く」が分かりやすい
 ・第3章:「筋の良し悪しを見極める」視点が参考になる
 ・第4章:「論点の仮説の立て方」、「論点の構造化の仕方」が役に立つ
 →いずれも事例が豊富なため、頭の中で実践しながら理解が深まります

・総合演習(ケーススタディ)(第5章)

・今後実践していくために必要な考え方と実践方法(第6章)
 →どのような視点を持つべきかを具体的に解説
 →他の人(部下等)への課題の与え方という部分はすごく参考になります。

●本の構成に関するコメント
上述しましたが、事例(ケーススタディ)が豊富で、解説と連動して
散りばめられており、考えながら読むことになるので、理解しているという
実感がわきやすいです。後は繰り返し読めば、確実に身につきそうです。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 経営の本質・リーダーの本質, 2010/1/29
レビュー対象商品: 論点思考 (単行本)
私は「経営とは(リーダーは)、正解のない経営課題に対して、勇気を持って、Decisionすること」、そのためには「本質(論点)は何か、深く考えること」が必要、「そのようなことができる人材・組織を多く育てたい」と思って経営に関与してきました。「論点思考」は経営・人材教育を考える上で、絶対外せない論点・一冊だと思います。少々テクニカルによった内容に思いますが、それは長いコンサルティング経験ゆえでしょうか。「論点思考」「仮説思考」ができて、そのうえで勇気を持ってDecisionする現実のリーダーや経営の姿は次著に任せたいと思います。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 問題解決のための時間を浪費しないために, 2010/2/2
By 
foxtrot - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 論点思考 (単行本)
グローバル化、ボーダレス化、IT化、新興国の台頭など、我々を取り巻く環境が大きく変わりつつあるなか、既存のパラダイムが崩れ、先の見えない時代を迎えている。これまでは、欧米諸国の背中を見ていれば、我々が取り組むべき問題がある程度見えていたが、その欧米諸国のやり方もここにきてゆり戻しを受けている。
したがって、先の見えない時代を歩んでいく中で、「問題を設定する能力」が、これまでになく重要になりつつある。

本書における論点思考とは、「解くべき問題を定義するプロセス」としているが、個人的には「議論すべき本当の問題を掘り出す方法」と解釈している。

本書のメッセージとしては、
・ビジネスの世界では解くべき問題を教えてくれない。教えられたとしても、それが正しいとは限らない。
・解くべき問題が的外れであれば、その後の解決策などはすべて無駄になる。ゆえ、最初の問題設定が非常に重要である。
・現在のビジネスマンに最も必要なこと、それは真の問題に気づく力を身につけることである。

必要なマインドセットとしては、最初に与えられた問題を鵜呑みにせず、「その問題は、本当に議論すべき真の問題なのか」という視点を常に持つことに尽きると思う。これを常に意識するだけでも、問題解決の思考回路は大きく変わるだろう。

本書では、問題を設定するための思考プロセスやTipsが数多く散りばめられている。
例えば、問題設定における筋の良し悪しを見極める一つの方法に、「解決可能性・実行可能性・その効果」からみたアプローチは、ややもすると忘れがちだが非常に重要なことである。
その他、「論点の当たりをつける」、「論点の仮説を立てるアプローチ」、「論点思考を高める」ためのヒントなども参考になる。
一方、凄い目新しいことが書かれているという感もあまりない。

時代が大きく変わりつつあるなか、必要なスキルの一つとして、一読しても損はないはず。
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