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論文のレトリック (講談社学術文庫 (604))
 
 

論文のレトリック (講談社学術文庫 (604)) [文庫]

沢田 昭夫
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

本書は、論文を書くことはレトリックの問題であるという視点から、構造的な論文構成の戦略論と、でき上がるまでのプロセスをレトリックとして重視しつつ論文の具体的なまとめ方を教授した書き下ろし。

著者紹介

1928年ワシントン生まれ。1951年東京大学西洋史学科卒業。コーネル大学修士。ボン大学文学博士。近代イギリス史、ヨーロッパ史専攻。南山大学教授、筑波大学教授を経て現在、筑波大学名誉教授、日本大学教授。編・著書に『原典による歴史学の歩み』『ユートピア―歴史・文学・社会思想』『論文の書き方』など。


登録情報

  • 文庫: 330ページ
  • 出版社: 講談社 (1983/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061586041
  • ISBN-13: 978-4061586048
  • 発売日: 1983/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 75,104位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
名著『論文の書き方』の続編である。『論文の書き方』が総論を述べているならなら、本書は各論を述べている関係である。はじめの3章で日本で行われる論文試験、口述試験そして「論文の書き方」参考書に対する批判が述べられるが、論文採点者の思い上がり、論文参考書にはびこる精神主義を突く態度に著者の危機感が現れている。他を批判するだけでなく、著者は実際に本書において、客観的かつ論理的な立場に立った論文作成技法について豊富な具体例を用いて、精緻な解説を提供している。問題提起、論文の種類、構成と配置、文段のまとめ方、カードを利用したアウトラインの作り方、注釈の付け方、文献表作成の重要性とその要諦、表題の付け方、そして論文の要点点検表まで付され、論文作成の際に傍らに置いておくと力強い見方になってくれる。比較読書法、概念の分類と定義の感覚の吟味など、本書の様々なところで参考になる貴重な卓見が開陳されている。
このレビューは参考になりましたか?
33 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By romarin 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
私自身、たくさんの文献を調査することは好きだし、多くのデータを
集めることができるが、いざそれを論文に生かすとなると失敗する。
この本は著者の前作『論文の書き方』と比べて、『論文のレトリック』
というタイトルが何だか難しそうでちょっと敬遠していた。
しかし実際に読んでみると、大体においてわかりやすい。そもそもこの
本は、「何がいいたいのかわからない」論文を切る本ですから、この本
自体の文章が明快なのも当然といえましょう。
・・・とこうして打っている文章まで微妙に沢田氏調になってしまうぐ
らい、影響を受けた本である。学術論文をつくるにあたって、その方法
や指導の問題点、実際にはどうすればよいのかを丁寧に解説している。
「~とは何か、なぜか」等の主な問いがあって、それに一貫した姿勢で
答えていくことの重要性、論文の構造の重要性などがくりかえし述べら
れている。実例も多く、だめな論文を直すコーナーなどでは、もとの論
のちぐはぐなところ、改良後の論文の明快さが身をもってわかる。
練習問題のような物もついているので、考える練習になる。
何かのテーマを例に挙げると、それに関する問いがどんどん出てくるの
にも圧倒された。著者のように、次々に疑問点を考えていくことが出来
るようになり、さらにパラグラフでまとめた構造のしっかりした論文を
書けるようになれば、研究もやりやすくなり、しかも良い結果になる
だろう。
付録のサッチャー女史の即興スピーチには圧倒される。原稿なしでここ
まで言える政治家が日本にいるだろうか。
『論文の書き方』同様、(差別語すれすれの)ヒヤヒヤする言い回しも
時折見られるが、よい論文を目指すならば是非読んでおきたい本。
通読するだけでなく、常に手元に置いてレファレンスとすると良さそう
です。
因み著者の専門の関係で、史学に関する話がやや多めとなっています。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:文庫
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