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論争・英語が公用語になる日 (中公新書ラクレ)
 
 

論争・英語が公用語になる日 (中公新書ラクレ) [新書]

鈴木 義里 , 中公新書ラクレ編集部
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本の将来への危機意識を背景に英語を日本の第二公用語にするという提案がわき起こった。論争を仕掛けた「21世紀懇」への賛否と共に代表的な主張を一冊に収録。資料、ブックガイドつき。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鈴木 義里
1953年東京都生まれ。北海道大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学術博士。専攻は言語情報科学・社会言語学・言語政策。国家と言語、公用語、多言語社会などの問題をインドと日本を主たるフィールドとして研究を続ける。高等学校「国語」の教科書の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 351ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2002/01)
  • ISBN-10: 4121500326
  • ISBN-13: 978-4121500328
  • 発売日: 2002/01
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:新書
2000年1月18日付けて発表された「21世紀日本の構想」懇談会の報告書によって世間は初めて「英語第二公用語論」という考え方に触れた。

英語を第二の公用語にするというからには第一の公用語がなければならないが日本に公用語の定めはない。

本書は数多くの有識者の意見をまとめたもので、大きくは賛成側と反対側に分かれている。

英語第二公用語の議論は世界のグローバル化、国際化の中で登場したものであるが、本書での田中克彦氏の批判は手厳しく、英語第二公用語の議論は「最も国際的ではなく、偏狭な文化観と無教養を露呈したものとして、国際的な軽蔑の対象となるであろう以前に、深く恥ずべきである」と言わしめている。

山田雄一郎氏は『英語教育はなぜ間違うのか』(筑摩書房)の中で「この議論は、下火にはなったが、まだ火種は残っている」(90頁)と述べている。山田氏が言われるように現在の日本ではこのような議論はほとんど聞かれないが、仮に日本人が英語に何かしらのコンプレックスを持っているとすると、それはいつどのような形で再び感情的な議論を引き起こすやも知れない。その時どのように対処するかは私たち次第だが、ぜひとも冷静に対処したいものである。その準備段階として本書を眺めてみてはいかがだろうか。
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