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論争のなかの心理学―どこまで科学たりうるか (心理学エレメンタルズ)
 
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論争のなかの心理学―どこまで科学たりうるか (心理学エレメンタルズ) [単行本]

アンディ ベル , Andy Bell , 渡辺 恒夫 , 小松 栄一

価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

果てしない論争の渦中に立つ心理学。論点は何か?解はどこにあるか。

内容(「MARC」データベースより)

果てしない論争の渦中に立つ心理学。論点は何か? 解はどこにあるか? 自由意志や還元主義、行動主義など、心理学をめぐるさまざまな係争問題をわかりやすく解説し、心理学の哲学的意義や背景を明らかにする。

出版社からのコメント

◆心理学の論争◆

これまでにない新鮮な角度から心理学をやさしく紹介する「心理学エレメンタルズ」シリーズ。今回の配本は、「心は自由に考え、決定しているようにみえるけれども、ほんとうにそうなのか」とか、「行動を決定づけるのは、環境と遺伝のどちらか」というような、心理学をめぐる基本的な問題群を通して、心理学の学問としての奥深い性格を明らかにします。行動主義のような非常に割り切った科学主義的心理学も、じつはこのような論点と深く結びついているのです。通常のテキストでは味わうことのできない、心理学のおもしろさが分かる一冊です。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ベル,アンディ
マンチェスター・メトロポリタン大学心理学・言語病理学科上級講師。心理学の哲学的側面についての研究と教育に携わっている。筆跡学の研究にも取り組んでいる

渡辺 恒夫
1946年、福島県生まれ。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。東邦大学生命圏環境科学科教授

小松 栄一
1965年、東京都生まれ。2000年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(心理学)。現在、明治大学情報コミュニケーション学部ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

本書のそれぞれの章は、以前の章で紹介済みの題材について描かれるという構成になっている。たとえば、第5章で心理学は科学になりえるかどうかの話が及んでいる場合には、それより前の章で基調をなしていた論争が、議論に持ち越されているのである。もしも自由意志(第2章)が錯覚であり、すべての行動や心的生活が因果関係の決定論的な連鎖の結果であるとすれば、その因果関係を確立することは科学という活動の伝統的な目標と見事に一致する。とすれば論理的に言って、心理学は「科学的」アプローチを採用すべきである。また、還元主義の問題は第3章で扱うが、そこで強調されているのは、人間をより小さな構成単位に分解してその働きを理解しようとすることが、心理学にとって有益かどうかである。このアプローチもやはり、科学という言葉がふつうに意味するものの見事な典型である。次に、心身問題の説明(第4章)が続く、ここでは、この心身問題が科学的還元主義がはらむ問題の格好の例として取り上げられる。第5章で、それまでの各章で持ち上がった問題をつなぎ合わせてみたあと、氏(生まれ)か育ちかの論争の説明(6章)に進む。これがその次の行動主義についての章の土台を準備することになる。そしてそこで、行動主義が主張する極端な環境決定論--育ちの強調--の妥当性と有用性が検討されることになる。(「第1章心理学の論争とは?」より)
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