立川談幸という方をあまり知らずにこの本を手にとったのだが・・。
Wikipediaによると、「談志唯一の内弟子(住み込み弟子)経験者」とある。
だが、この書に記されている談志のエピソードも、どれも平板な描写で、さほど面白くない。
「あの談志の内弟子」としての文章ではなく、「普通の落語家の内弟子修行」レベルの描写なのだ。談志の中にあるはずの、狂的なものをまったく感じとれない、「常識人のいい人」なのだろう、著者は。題名にある「狂」の字が、泣いているってもんです。
「談志関連本」としては、非常に退屈な本でした。