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41 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
内容濃い,
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レビュー対象商品: 調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) (新書)
野村氏の著作には以前から注目していた。とにかくテーマ設定が面白い。特筆すべきは、丹念な取材と魅力的な文章にある。またどうしたらあのような取材と表現ができるのか、その秘訣を知りたいと思ってた。編集者としての方法ができてきて非常識な編集者が増加してきたという意識から、世に出ることとなったそう。小生としては第5〜8章の原稿、人物、事件、体験が実践的で参考になった。
79 人中、69人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
実用に役に立つ実用書なのに、なぜだかべらぼうに面白い!,
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レビュー対象商品: 調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) (新書)
本書はノンフィクションライター野村進氏が、「調べて書く」ことの「技術」についてまとめた本である。つまり「実用書」として企画され、じっさいに「実用」の役に立つ本である。 4章までの「取材」についてのプラクティカルな解説は「ものを書く」ということに具体的に有益である。 「読みやすくてわかりやすい実用書だな」というのが前半を読んだところでの感想だった。 ところが後半、本書はとんでもなく面白くなるのである! 5章の「原稿を書く」については、古今のノンフィクションの名作の例文が紹介してあるのだが、これがべらぼうに面白い。 その本を読みたくてたまらなくなるのだから、すぐれた書評でもある。 このへんから、加速が始まる。 6章の「人物を書く」でさらに加速した本書は、7章「事件を書く」でクライマックスになる。 筆者の短編ノンフィクション「5人の少女はなぜ飛び降りたか」が全文紹介され、その取材過程が明らかにされる。 評者には「5人の少女〜」は未読であったので、このノンフィクションだけでも十二分に衝撃的であったのだが、 さらにそれに加えて「取材の舞台裏」が明らかにされる。 「ああ、これはこうやって取材されたのか」ということが分かるのだ。 例によって野村氏の達意の文章で。 一流のミステリを読むのと同じ、「ぞくぞくっ」を何度も感じた。 断言する。この7章を読むためだけでもこの本を買う価値がある。 最後は8章「体験を書く」で余韻を漂わせて終わる。 このへんもなんだか良くできている。 役に立つ上に、べらぼうに面白い。実に希有な本である。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ノンフィクションライター以外の人にもおススメ,
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レビュー対象商品: 調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) (新書)
ノンフィクションライターやこれを志す人に最も得るところの多い本である。取材などによる材料集めから実際に書くところまで順を追って解説している。 今では手に入りにくくなってしまった「取材論」や「ルポタージュ論」を扱った書籍のエッセンス、 すなわち調査・執筆の技術を再提示することも目的としているようだ。 実践的な例を示すことを意識して書かれているようで、とりわけ興味深かったのが、 ・取材申し込みや取材後の礼状の例文 ・写真付き自家製デスク ・取材道具の列挙 ・ノート取り などである。 これらは全体のほんの一部で、調査・執筆の進め方を非常に具体的に説明しているのが本書の特徴だと言える。 ノンフィクションライター向けの本だと思うと読者は限られてしまうが、 よりよいノンフィクションを書く技術はレポートなどの一般的なテーマ作文に広く応用可能である。 したがって、学生にはもちろんだが、自身の業務内容に何かを調査してそれを文書にする作業が 少しでも入っているのであれば、ぜひ本書を一読してみることをお勧めしたい。 日常でまとまった文章を書く機会がまったくない人はどちらかというと少数派のはずで、 そう考えるとかなり多くの人が本書の対象になるような気がする。 また、著者の文章力自体も魅力の1つ。 読者が自分1人なら別にどんな文章でも構わないと思うが、 この著者の書く文章は、語彙や読みやすさ、句読点の使い方など含めて、 自分以外の人を読者として想定するときの1つの模範であると考えてもいいように思う。
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