仕事上の必要があって手に取った。
「経営者はIT投資に対して積極的な判断ができていない。
それはITをどう活用すべきか、経営面から判断する情報が不足しているからである。」
という問題意識のもとに、経営者予備軍向けにIT投資を判断するポイントを解説している。
前半はコストや業務プロセス改善の話題、後半はユビキタス、グリッド、セキュリティといったトレンドの話題である。
全体に平易でわかりやすいが、考察の根拠にあいまいなところが多く、
たとえば「日本はIT後進国である」という認識の根拠もよくわからない。
パソコンの普及率=ITリテラシとするなら、日本は60%超、先進国2位なんだが・・・。
悪い本ではないが、いまひとつインパクトにはかける。
同様のテーマのものでは、ニコラス・カーの「ITにお金を使うのは、もうおやめなさい」も面白い。あわせてお勧めしたい。