197ページですが、字が大きく軽く読めます。
読み物としても、住宅に興味のある人には良い内容だと思います。
広島で建築事務所をやっている一級建築士が書いた本です。
紹介されている、木造坪単価40万円程度、RC60万円程度の住宅は合計5軒には、結構驚かされました。全て設備コミで、素材の使い方を工夫などしてのローコストです。杉の足場板を使った玄関扉など、目から鱗でした。
決して貧乏臭いちまちましたローコストではなく、細かいところまで考えられた専門家(建築士・建築事務所)による知的作業の賜物と思いました。業者選定(競争入札)についても書かれていて、なかなかお目にかかれない情報だと思います。
気になった点は、風水を結構気にしているところと、国粋主義ではないのでしょうが国産木材を持ち上げているところ、化学物質を嫌っているのに自邸ではスタイロ畳を使っているところ、あたりです。
大都市はうらやましいなと思いました。