今や日本を代表する食べ物と言えるまで発展したラーメン。
本書は、進化し定着していった日本ラーメンのルーツを20年余りに亘って、まめに足を運んで食べ歩きを繰り返し、ほぼ中国全土を網羅し探求してきたニッチな学術研究論文とも言える成果物です。
しょうゆ系、みそ系、とんこつ系といった日本の三大ラーメンのルーツに関しても、その足跡を辿り深く考証しており、その内容に納得させられます。
ラーメン以外に、そば、うどん、そうめんといった麺全般に亘るルーツについても、自らの目で確かめた上でこだわりの持論を展開しています。
麺の大きさや形、麺の製法の違い、スープの種類、汁の有り無し、トッピング具材、つけだれなどと、中国の麺文化とは計り知れない膨大な品種があることがわかります。