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誰も書けなかった石原慎太郎 (講談社文庫)
 
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誰も書けなかった石原慎太郎 (講談社文庫) [文庫]

佐野 眞一
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

石原慎太郎のすべてを、佐野眞一が解剖! 石原慎太郎は、大衆の感情と欲望を、見事に過剰なまでに映し出す鏡である。父・石原潔の物語から、弟・裕次郎へのコンプレックスなど、ナルシストの正体を暴く!

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、彼はこの半世紀、人びとの関心を集め続けてきたのか。「男が惚れる男」だった父・潔と、「日本で最も愛された男」と言われた弟・裕次郎へのコンプレックスから、新銀行東京問題までを徹底取材。大衆の心にひそむ欲望を、無意識に、しかし過剰なまでに映し出す鏡であり続けてきた慎太郎の本質を暴く。

登録情報

  • 文庫: 656ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/1/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062762471
  • ISBN-13: 978-4062762472
  • 発売日: 2009/1/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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35 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 21世紀のケインジアン トップ500レビュアー
形式:文庫
石原慎太郎とは、時代を映す鏡なのか。
石原慎太郎ほど、その評価の割れる男はいないのである。それも、半世紀に渡ってその矢面に立ち、また喝采を浴び続けている男など、この国では本当に稀有な存在なのかもしれない。

 日本を滅亡に導くファシストと言われるかと思えば、今の政治家には無い救世主的なリーダーシップを持つ男だと持ち上げられる。

 しかし、その風の起こし方こそは彼独特の風の読み方であり、「言葉」を敢えて渦中の栗として化かしてしまう天才的な大衆扇動力を持つのだ。

 史上最高得票で参議院議員にトップ当選したかと思えば、ついには政界では最後までリーダーシップを取ることさえ出来ず、そうかと思えば「念願」であった東京都知事の任にあっては空前のブームを起こしてしまう。そして、新銀行東京の事実上の破綻。風を読み違えた石原慎太郎はもう退場すべきであると、著者は書いている。

 総ページ数650ページという力作は、大変にありがたかったのだが、なにせ祖父と父親の話がその1/3というのは、いくらルーツをたどるとはいえ、ちょっと読むのには辛かったなぁ。そこまでルーツは読者は期待していないので、その点は食傷気味になった。辛かった。

 石原慎太郎に興味ある人は読んでみよう。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
里見 甘粕 慎太郎 私はこの本を作者の満州本の続編のように感じた。作者の言うように戦後は満州を再現したもののように感じるからだ。満州と戦後、慎太郎に共通するのは中流である。その欲望を煽り刺激することで推進力に替えてきた。満州国を作り上げた軍人・官僚は地方出身の田舎者で日本の主流とはなりえない人たちであった。慎太郎も本書の明らかにしてるようにそうである。

なんだかプライドが高く、相手を許すことができず、自分は特別な人間だと思い込みそれを身内で共有している。しかしほんとの上流ではなくそのことにくだらないコンプレックスを持ってるような。

新銀行の話は一番満州を感じる。「日本の生命線である中小製造業は危機に瀕している。政府は無策でありなんら有効な手当てが打てない。中小製造業無くして日本経済は立ち行かない、中小製造業(物作り)こそ日本の生命線だ。国がやらないのなら東京都はやる」石原 莞爾と慎太郎 親戚ではないだろうが、人を操っているつもりが操られる悲しいピエロであろう。

今もいったん手に入れた成功を捨てられず。同じ道を歩もうとしている。国も為替に介入することで競争力の底上げにジャブジャブ国債と税金をつぎ込んでいる。日本自体が満州国の亡霊から自由になるのはいつになるだろう。
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38 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 松坂
形式:文庫
「誰も書けなかった」と言うよりは「誰もこんな膨大な量のものを書こうともしなかった」といった方が適切なのではないか。
誰も書けなかったというようなことは特に何も書いてない。
もっと慎太郎氏のことをこき下ろしているのかと思いきや、結構ほめてもいるからいまいち気持ちが悪い。
特に前半約半分に渡って、父、潔氏について余りにも詳細に書きすぎている。
慎太郎氏について知りたくて購入したのに、潔氏に割かれているページ数が多すぎてうんざりした。潔氏についてはさわり程度で充分だ。むしろ母親の方をもう少し詳しく書いて欲しかった。なぜなら慎太郎氏のぶっきらぼうで横柄で傲慢なところは、母親似だと言われているからである。
石原家と某宗教教団との関係は新鮮だったが。
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