私自身の不動産投資は長期保有をして建て替えやリフォームで運用していく「コア物件」、そのコア物件を主にキャッシュフローを使って助ける役割をになう「キャッシュフロー(CF)」お助け物件、それからバリューアップ後の転売によって売却益を得てそのキャッシュでコア物件を助ける「まとまった現金」お助け物件を順番に組み合わせながら仕組みを作っていく手法を使っています。
スタート資金は500万円、仕組みを構築するのにかける期間は14年。最終的には年間1000万円のキャッシュフローをローンがない状態で生み出すというのがゴールです。
いまこの段階で方向性を転換すれば、(1)ローン残債なしで420万円のキャッシュフロー(家賃収入は520万円)(2)ローン残債ありで2300万円のキャッシュフロー(家賃収入は9300万円)。どちらの方向にでも舵をきれます。
変幻自在なんです。
私の組み立てる不動産投資は新築だとか古い物件だとか、区分だとか一棟モノだとか、そういったことに縛られません。
それは攻守一体いつでも色んな手が打てるし、いつでも逃げ込めるということでもあります。
禅語に「把放自在」という言葉があります。
簡単に言ってしまえば握るも放すも自由自在。自由な捉われない心の状態でいるということです。
物件や地域や手法や成功体験に知らず知らずのうちに捉われてしまうのが人間の常ですが、いったん一歩引いたところからフラットな心で見るということはとても重要です。
そのためにもモノサシとなる考え方を知っておくことが必要なのですが、意外とわかりやすく述べた書籍が無いものですから今回の執筆を思い立ったということです。
本書はCPM(米国不動産経営管理士)が使う投資理論をベースにしていますが、日本独自の市場環境や商習慣・諸条件を加味しながら、そしてFP(ファイナンシャルプランナー)として、1級建築士として、不動産証券化協会認定マスターとして、宅建主任者・不動産コンサル・不動産アナリストとしてあるいは実践大家としていろんな切り口から編み出した方法を含め、なるべくわかりやすく、また実践にすぐに応用できるような内容としてあります。
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25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ゴールは14年かけてキャッシュフロー1000万円,
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レビュー対象商品: 誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 (単行本)
私はサラリーマンからのリタイアを目指して、収益物件を2棟持っている大家です。 不動産投資における上級が対象と思われ、本書は不動産の実務ブックである。 内容は少々難しい。 アメリカ発祥の最新の投資理論を、個人投資家向けに戦術ベースに 落とし込んだものである。 投資には投資分析、ポートフォリオと出口戦略を考慮し、 14年かけて残債のない状態でキャッシュフロー1000万円を 獲得するのを著者が目標としその過程を記述したものである。 著者もその過程にあるとのことである。 投資理論が詳しく解説されており 潜在収入(GPI)、営業純利益(EGI)、運営費(Opex) 年間負債支払(ADS)、ローンコンスタント(K%)、などから 安全性指標に落とし込み、 安全率(DCR)、損益分岐点(BE%)、ローン資産価値比率(LTV) などの指標を確認する。 このように数値で安全性を確認しながらCFを高めていくやりかたである。 著者のコンサルタントとしての経験から導き出された内容は、 不動産投資に必要なものは3つと紹介されている。 1.貸せるかどうかの判断 2.効率性と安全性の判断 3.ファイナンスの技術 これらを上記の数式等で解説しているのであるが 残念ながら私自身はアメリカの投資理論には明るくなく 正直なところ、なぜその数値になれば安全性が高いのか 解説が不十分に思われ、私には理解ができなかった。 やや難解なものの教科書ととらえれば十分に参考となり 改めて気づかされる点も多くありご一読をお薦めしたい。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
不動産投資の辞典ですね。,
By F島です! (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 (単行本)
あまりにもハイレベルだったので、レビューすべきかどうか迷いましたが良い本には間違いないのでコメントさせて頂きます。この本は不動産投資についてあらゆる面から数値化されており、また実際例や体験談を元に具体的内容を書かれています。かなりハイレベルな内容ではありますが、わかりやすく伝わる様に努められたと感じます。またポートフォリオについては今まで相関係数、標準編数とか難しくて私には理解できませんでしたが、この本のおかげでようやくわかりかけてきました。レンタブル比などは不動産コンサルティング技能士的な内容で、さすが不動産に携わる数々の資格ホルダーの猪俣先生だからこそ書ける本だなと実感しました。1級建築士、米国不動産経営管理士、宅地建物取引主任者、ファイナンシャル・プランニング技能士その他多数の資格者の目でみた内容がコラボされ、この1冊に込められています。読むにあたりスラスラとはいきませんでしたが、読み終わった時は『勉強したな!』という達成感がありました。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
不動産投資の羅針盤といえる良書,
By Dr Hugo (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 (単行本)
現在の投資法としてハイレバレッジRC派と築古木造派という2大潮流がある中で、自分の進むべき方向がわからなかったので、現在の保有物件の出口や、今後取得すべき物件の種類に大いなる迷いがありましたが、本書に書いてあるように、最終目的地とその到達時期を明確にすることで、次に何をすべきか考える下地ができました。難解な用語がたくさん出てきますが、これは著者の発明した独自の方法ではなく、普遍的数学の論理なので、投資分析をする際には絶対必要な知識と思います。一度理解し、それを毎回使用することで、ただの足し算・引き算であることに気がつき、今ではこれなしでは怖くて何もできません。 また、著者は非常に優秀な不動産投資家である上に、その道の専門家でもあるので、その気になれば投資総額10億円とういうようなこともできるとは思いますが、それをせずに本当に必要な収入を、本当に必要な時期までに、安全に、安定して獲得する道を選んでいます。これまでは自分はハッピーリタイヤ思想はないにもかかわらず、ハッピーリタイヤの英雄たちに影響され大きな投資を目指していたので、自分の軽率な投資思想を少し反省させられました。 どんなスタイルの投資にもゴールはあるので、本書は堅実派、光速ハッピーリタイア派ともに、不動産投資のゴールまで見渡すことを手伝ってくれる教科書と思います。 良書を有難うございました。
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