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誰もが書かなかった日本の戦争
 
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誰もが書かなかった日本の戦争 [単行本]

田原総一朗
5つ星のうち 2.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「私が小学校1年生の1941年12月8日に太平洋戦争がはじまりました。そして、小学校5年生の夏休み、1945年8月15日に日本の敗戦という形で戦争が終わりました。このときが、その後の私の生き方を決めた原点となりました。」という著者が、ジャーナリスト生命を賭して挑んだ日本の近・現代史!しかも、今までにないわかりやすさを追求!

内容(「BOOK」データベースより)

侵略戦争と言われるものは本当にあったのだろうか?著者自らの体験をもとに、日本の近・現代史に切り込む。

登録情報

  • 単行本: 301ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2011/7/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4591125181
  • ISBN-13: 978-4591125182
  • 発売日: 2011/7/8
  • 商品の寸法: 21.4 x 14.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 204,074位 (本のベストセラーを見る)
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By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 この本を書くためにジャーナリストになった、という田原氏の魂の入った宣伝文句を見て、それなら、と読んでみた。
 2000年にでた日本の戦争―なぜ、戦いに踏み切ったか?のダイジェスト版だが、懇切丁寧な脚注がはいっていて、小学校高学年から中学生あたりまで読者対象を広げようとしているのがよくわかる。たとえば「侵略戦争=軍隊の力で攻め入って、よその国の領土をうばい取ったりするための戦争」(p42)という具合である。
 田原氏の根本テーマは、「なぜ負けるとわかっていた太平洋戦争を日本は戦ったのか」という一点につきる。その原因を探るため、明治維新から日清戦争、日露戦争、韓国併合、第一次大戦、満洲事変、日中戦争、第二次大戦、太平洋戦争へといたる80年の歴史の流れをたどっていく。
 確かに、日清戦争から日中戦争までは、わりとわかりやすく原因と結果がつながって「物語」になっており、それなりに理解は進む。しかし、肝心の「なぜアメリカとの戦争に踏み切ったのか」については、政府や軍の要職者が開戦への過程で何をしたのか、何を言ったのか、については微細に記述されているが、やはり「なぜ」は、漠としてよくわからない。猪瀬直樹は空気と戦争 (文春新書)のなかで、「意思決定のプロセスにおける(官僚の)自己責任の放棄が日米戦を呼び込んだのではないか」,168と書いているが、要するにそういうことなのかもしれない。
 内田樹は街場のアメリカ論 NTT出版ライブラリーレゾナント017のなかで、「歴史において、原因と結果の関係はうまく説明できない。だからこそ、そこをうまくつなげる工夫をすることが歴史を理解することにつながる」という趣旨のことを言っている。つまり、太平洋戦争がなぜ起こったのか、負けるとわかっている戦争をなぜしたのか、は、人の意見を読んで取捨選択するのではなく、自分で考えるしかない、ということであろう。反省。
 なお、田原氏は問題が多いとされているアイリス・チャンのザ・レイプ・オブ・南京―第二次世界大戦の忘れられたホロコーストを批判もなく南京事件の証拠の一つとして採用している(p180)が、このあたりはいただけない。また、広島への原爆投下についてキッシンジャーに「戦争犯罪ではないのか?」と問うた際、キッシンジャーから「ではソ連に攻め込まれて、日本が分断国家になっても良かったのか」と反論されて黙ってしまった、とある(p297)が、これもいただけない。アメリカの理屈はどうあれ、それを認めるということは田原氏自身が「自国民に対して」原爆投下の判断を行う、ということと同じだからだ。
 やや長くなってしまった。いずれにせよ、内田樹氏の勧めに従い、自分で「原因」を考えてみることをはじめてみたい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
分かりやすい 2012/1/22
形式:単行本
事実とはことなる内容が含まれているということで酷評されているようだが、分かりやすかった。戦争について社会科の授業で習ってから全然考えたこともなかったので、日本の歴史を知りたいという入口になった。
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29 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
帯に「この本を書くために私はジャーナリストになった」とあるので、期待して読んだ。盧溝橋事件、日米が開戦にいたるまでの経緯など論争の的となる事柄をほとんど主観を交えず、公平性を持った記述で綴っている。ただ、あまりに淡々としすぎていて、まるで教科書を読んでいるようだった。南京大虐殺を取り上げるのはいいが、数の差はあれ、「あった派」の意見しか載せていない。これでは、教科書としても不十分だ。また、大東亜戦争と太平洋戦争が、何の基準もなく併用されているのも気になった。読みやすく、日清戦争から大東亜戦争の敗戦までを、簡潔に網羅しているが、新味がない。誰もが書いていないはずはない。そうであるなら、ただの勉強不足だ。
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