書店でたまたま平積みになっていたのを見かけて手にとった。
どんな本なのか?と思ってパラパラとめくってみたら、これがなかなかおもしろい!
なおかつ、正確な知識をポイントを押さえて描いており、
これは単なる自身の経験を描いたコミックエッセイとは一線を画す作品だな、と感じた。
実はこの作家さんの
B型妻とA型夫―どーしてアナタはそうなるの!?を、かつて血液型ブームのときに読んでいた。
この本はこの本で共感できるところあり、とても面白かったのを覚えている。
それはそれで良かったのだが、今回のこの「女性の泌尿器科、肛門科、婦人科という隠された部分」
の真実をきちんと描き出した作品をみて、こんなこともできる作家さんだったのかと、かなり驚いた。
これだけの科目の最新事情と問題を、専門家でもないのにコミックエッセイにまとめきるには、
相当量の取材が必要だったのではないかとおもう。僕自身が医療従事者でもあるだけに、
この分野の問題の上澄みをすくっただけではこういった本はできないことが内容からよく見て取れる。
この作者にはこれからももっといろんな分野のことを開拓して行って欲しいと思う。
そんな潜在能力を感じさせる作品だった。もしかしたら、この作家さんはコミックエッセイという
枠にも収まらないかもしれない。取材し、世の中に有益と思われる情報を、しっかりとまとめたものならば、
コミックエッセイという形にもこだわらず、一番世に披露するのによい形で挑戦していってほしい。
これから他の本も読んでみたいとおもう。