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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
普天間基地問題の本質をえぐる,
By 人材管理に悩む一企業人 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 誰が日本を支配するのか!?沖縄と国家統合の巻 (単行本(ソフトカバー))
「管直人氏の『もう沖縄は独立したほうがいいよ』という発言には、普天間問題のような面倒なことには触りたくないという気持ちとともに、『そんなに文句があるならば、日本から出ていけばいい。できないでしょう』という、『平均的エリート』の本音が表れています。管氏の『もう沖縄は独立したほうがいいよ』という発言は、これからとても高くつくと思います。管氏は本質において、民族問題がわかりません。だからこそ、私は管政権が沖縄人の心情を徹底的に逆なでし、沖縄が日本から分離傾向を強め、日本の国家統合が弱体化するのではないかと本気で危惧しているのです。」(佐藤優氏)佐藤優氏ほか3名の執筆陣による非常に鋭い指摘と分析に唸らされる。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
琉球人の視点から、政権交代後の普天間問題の分析を 行っている,
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レビュー対象商品: 誰が日本を支配するのか!?沖縄と国家統合の巻 (単行本(ソフトカバー))
2010年8月18日の毎日新聞に海をゆく巨龍:転換期の安保2010 中国で「沖縄返せ」の声 という記事があり、正直驚いたが 確かに歴史を紐解くと日本に統合されたのは 1879年の琉球処分以降ということになろうか。 普天間基地問題が迷走すれば 沖縄県民の集合的無意識が、 反米国・反大和・親中国ということにならないか?と思った。 大和人の琉球人に対する仕打ちを考えると、 我々は自信を持って、漢人のウイグル族やチベット族に対する仕打ちを 批判できないのでは? 流石に目に見える形で血を流すような事はしていないが。 そんな思いを抱いてこの本を読んでみた。 普天間基地問題を始まりの頃から追っている渡瀬夏彦氏 による「普天間問題」の本質とは何か?の章では 密着して取材を重ねられており、問題の現在までの流れ、 現地の空気がとてもよくわかります。 浦和高校で同期だった佐藤優氏が、 政権交代後の鳩山元首相の普天間問題への対応 の変遷を分析されております。 又、久米島出身の母親を持つことから、 琉球人の内在的ロジックをとても具体的に述べておられます。 加えて、核密約問題・中国と米国のパワーバランスという視点から東郷和彦氏が、 世界的民衆運動家ジョン・ホロウェイが唱える 「権力を握らずに世界を変える」視点から四方野修氏が 普天間問題を考えるヒントを提供されております。 全体的にやや焦点が拡散されている点も否めないですが、 琉球人の視点から、政権交代後の普天間問題の分析を 行っているということで評価できるかと思います。 有事を想定した軍事的な分析が 抜けているのが難点かもしれません。 あえてはずしたのかもしれませんが。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
沖縄の思いをどう受け止めるのか,
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レビュー対象商品: 誰が日本を支配するのか!?沖縄と国家統合の巻 (単行本(ソフトカバー))
私がこの本の中でもっとも感銘を受けたのは,佐藤優氏の次の文章です.「私の理解では,過去の歴史において,沖縄が発する言葉で本土に 対してもっとも効果的だったのが,左翼的な,反戦,平和に関する 言葉だったので,沖縄は現在もその言葉を使い続けているのだと 思います. (中略) いずれ,沖縄は,標準的な日本人に理解できる新しい言葉を 発見すると思います.それまでは,他に術がないのですから, 旧い言葉を使うしかないのです.しかし,東京の「平均的エリート」 は,沖縄の言説の表面的な言葉に当惑し,その意味を読み解く ことができないのです.」 沖縄のことを真剣に考えたい人すべてにお勧めできます.
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