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誰が摂食障害をつくるのか―女性の身体イメージとからだビジネス
 
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誰が摂食障害をつくるのか―女性の身体イメージとからだビジネス [単行本]

シャーリーン ヘス=バイバー , Sharlene Hesse‐Biber , 宇田川 拓雄
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,993 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本社会で全国的に蔓延するようになった問題、つまり、とりわけ二十五歳以下の女性の身体イメージと摂食障害の問題を理解するために書かれた本。

内容(「MARC」データベースより)

女性を「スリム教」に駆り立てるものは何か? 身体イメージと摂食の問題を持っている若い女性たちの生活を詳しく調べ、増加し続ける彼女たちの「身体問題」の背後にある社会的・文化的・経済的な力について批判的に検討する。

出版社からのコメント

◆資本主義は女性の敵!?◆
スリムなモデルや女優たちを理想像として、女の子たちはダイエットに走ります。そして東京都内の女子高校生の20人に1人が拒食症にかかっているといわれるように、多くの女性が過激な「スリム教」の信者になってしまっているのです。摂食障害は個人の病気と見られがちですが、実は社会の病い。本書は女性たちの生の声を緻密に分析して、「スリム教」を支えるのは巨大ダイエット市場を作り出す資本主義社会と家父長制社会であることを明らかにし、脱出の新しい道を指し示してアメリカのベストセラーとなった本です。

『フード・ポリティクス』 M・ネスル著
『拒食症』 S・オーバック

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ヘス=バイバー,シャーリーン
ボストンカレッジ社会学教授。ミシガン大学ボストンカレッジの女性学研究プロジェクトディレクター、社会学部長などを務めた。全国カトリック高等教育連盟の発起人代表。社会調査法、身体イメージ、女性学関係に多数の著作がある

宇田川 拓雄
北海道教育大学函館校教授。社会学(社会調査法)などの科目を担当。東北大学文学部卒業、東北大学大学院博士課程単位取得退学(文学研究科社会学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

この本で主張していることは、食品産業、ダイエット産業、それにフィットネス産業がメディアの助けを借りて、組織的に、多くの女性が自分たちの救いは自己改善すること、自己コントロールすること、超スリムな身体という理想を実現する責任を果たすことにあると信じるよう、社会化しているということです。家族、学校、仲間集団もまた、このメッセージを繰り返し、それを増幅することによって協力しています。このような社会的影響はしばしば、女性にスリムなからだをめずように強いる「褒美」と「罰」という形をとります。その結果、男性と女性とでは、自分の身体をどう感じるかにとても大きな違いが生れたのです。 
 現代の資本主義の利害と家父長制的な考え方との協力関係は、強力な「カルト宗教にも似た」メッセージを作り出していると見ることができます。このメッセージに従う女性には、救済と安心が約束されます。今日、女性は内的な自己コントロールによって、この新しい「理想」を達成するよう熱心に勧められています。ダイエット、絶食、エクササイズなどの行動は、過去数十年にわたり女性の役割の変化、とくに女性の男性からの独立を反映しています。私たちは、摂食障害は超スリムな身体という文化的理想に到達するために行う、自発的で極端な身体のコントロールの必然的な結果であると考えます。今では私たちは、摂食障害は美の文化的メッセージへの信仰であることを知っています。この信仰はしばしば、容貌にたいする不満という深刻な問題を作り出します。(「はしがき」より)
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