前著『公立校の逆襲』と比べると、丸くなった印象を与える。
言い換えれば現実的になったということか。
著者が公立中学校の校長となり、学校改革を、さらに広くは教育改革について読みやすく記しているというところは前著と特に変わるところはない。
校長としての実績を積んだことによるのであろう。
学校現場の頑張りもわかる、変えねばならないところがあることもわかる。
是は是とし、非は非とし、よりよい教育現場を作っていこうとする現場主義が活かされていえるといえるだろう。批判ばかりしていては現場は動かないことは百も承知であろう著者から、現場の教員たちへのエールといえるのが本書である。