作者の秋月こおさんが、ここ数年、ずっとオフィシャル(K市議員として活躍されていた関係で)が忙しかったため、
出版本の数も少なく、ヘトヘトになりながら本を出している、という印象が強かったです。
今回、再び専業作家?に復帰されたことは、一読者としては喜ばしい限りです。
さて、この本では、悠季が圭の過去に嫉妬して家出するところから始まります。
めでたく仲直りした後半部分では、ブリリアント・オーケストラの面々がカーネギーに再集合、
華やかなオケの一夜を演じるまでの経緯が描かれています。
個人的には、外伝にしてでも、ブリ・オケの演奏についてもっと細かく書いてほしいという欲はありますが、
すらすら楽しく読むことができ、久々に秋月さんらしい本として楽しむことができました。
なお、本書付録リーフレットでは、実写版のフジミに関するCMが挟み込まれています。
実力もあり、そろそろ同性婚が市民権を得られつつある今日、できれば(深夜枠でもよいので)放送されないかと期待しています。