“地球経済を混乱させた犯人の真相は何だろうか?”
本書は探偵がこの謎解きに挑む経済推理小説ドラマである。
しかも本書を読み進めると
「ドラマを楽しみながら自然と経済的思考が身につく」という有難い編集になっている。
地球経済を混乱(サブプライムショック、リーマンショック、財政破綻ショック)に陥れている事件の犯人について、
浜矩子氏は「人々の我が身かわいさ」にあると分析し、その後のストーリーを展開してゆく。
名探偵シャーロックホームズは、謎解きに(ルーペ、磁石等)の7つ道具を携行したとされているので、
経済探偵の犯人探しにも必要な7つ道具(ドラマ、人、数字、座標軸、反対、歴史、言葉)を紹介する。
そして、その道具を使って浜氏と「地球経済を混乱に落とし入れた真犯人」を突き止める“手法”を
共有していく。
「経済活動に親しむにはドラマ(小説、映画、演劇)に触れましょう」という易しい切り口から経済の説明を
スタートされるので大変読みやすい。