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読書会 (徳間文庫)
 
 

読書会 (徳間文庫) [文庫]

山田 正紀 , 恩田 陸
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

二人の人気作家が、古今東西のSF他の傑作(アシモフ、キング、小松左京、《ゲド戦記》など)を読みまくり、語りまくる!

内容(「BOOK」データベースより)

山田正紀と恩田陸。多ジャンルで活躍する二人の人気作家が、名作エンターテインメント小説を読みまくり、語りまくる。題材は、半村良、アシモフ、小松左京、S・キングなど。自分だったらこのテーマをどう描くか、という実作者ならではの議論も白熱。後半ではついに、それぞれの自作、『神狩り』、“常野物語”シリーズも俎上に…。読書家必読の、プロ作家によるブックガイド対談集。

登録情報

  • 文庫: 392ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2010/10/1)
  • ISBN-10: 4198932468
  • ISBN-13: 978-4198932466
  • 発売日: 2010/10/1
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By izumone
形式:単行本
 二つのきわめて個人的な意味で楽しい本だった。

 ひとつは,自分の本の嗜好が本書で取りあげられているものとほぼ完全に一致していること。取りあげられている本の九割は既読だし,未読のものもおおよそどんな内容か知っている。話題についていける。そもそも,対談者の山田正紀・恩田陸の両氏を始め,ゲストの笠井潔・萩尾望都両氏や各回司会の日下三蔵・牧眞司・三村美衣各氏の本自体が愛読書なのだから,レンジはぴったり一致する。好きなものの話を聞く(読む)のは無条件に楽しい。

 もう一つは世代的な一体感。登場する山田・笠井・萩尾の各氏は1940年代後半くらいの生まれ,恩田・日下・牧・三村の各氏は1960年代前半くらいの生まれだったと思う。なぜかこの二つの世代に集中している。私自身が後者の世代に属し,SFに興味をもつ個人的な知り合いも,なぜかこの二つの世代の人が多い。そこで例えば,「果しなき流れの果に」をハヤカワJA文庫で買ったか,日本SFシリーズで買ったかなどという話題に過剰に反応してしまう。学校帰りにハヤカワ文庫を買った,今はつぶれてしまった本屋の前を吹いていた風の匂いがふと感じられる気がして,年甲斐もなく感傷的な気分に浸ってしまった。

 この分野に興味があれば誰が読んでも楽しいと思うが,世代的に体験が一致すると,より楽しめる一冊だと思う。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
主にSFを題材として取り上げた対談集。
時代背景や作者の思想の変遷などを推論する。
題材のほとんどは既読であったため、話のわかる人と一緒におしゃべりをしているような気持ちになった。
時折皮肉のきいた発言があり面白い。
しかし、未読の人には全く話のわからない内輪話となるでしょう。 SF好きで読書仲間がいない人にはオススメです。

いきなり第一回から半村良が題材で、ル=グウィン、小松左京、萩尾望都・・・驚くような指摘はないが、読者が普段読みながら思っていたことが活字になっている。
半村作品の女性は薄っぺらい、萩尾望都は伏線回収し切れてない、ゲドが皿を洗う理由、などなど・・・。

題材(一部です)
半村良 石の血脈 岬一郎の抵抗
ル=グウィン ゲド戦記
萩尾望都 バルバラ異界
小松左京 果てしなき流れの果に
アシモフ 鋼鉄都市 はだかの太陽
沼正三 家畜人ヤプー
スティーブン・キング 呪われた町 ファイアスターター
山田正紀 神狩り
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
両作家ともエンタメ系の人だけあって漠然とした印象を語るに留まらず、構造への考察にまで発展するのでわかり易く、勉強になる。

さらに、自分ならこう書くといった話題ではそれぞれの創作に対する姿勢も窺えて面白い。

中では数々の作品が話題にのぼっているので、次に何を読もうか迷っている人にもオススメ。
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