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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読む同好の楽しさ,
By izumone (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 読書会 (単行本)
二つのきわめて個人的な意味で楽しい本だった。ひとつは,自分の本の嗜好が本書で取りあげられているものとほぼ完全に一致していること。取りあげられている本の九割は既読だし,未読のものもおおよそどんな内容か知っている。話題についていける。そもそも,対談者の山田正紀・恩田陸の両氏を始め,ゲストの笠井潔・萩尾望都両氏や各回司会の日下三蔵・牧眞司・三村美衣各氏の本自体が愛読書なのだから,レンジはぴったり一致する。好きなものの話を聞く(読む)のは無条件に楽しい。 もう一つは世代的な一体感。登場する山田・笠井・萩尾の各氏は1940年代後半くらいの生まれ,恩田・日下・牧・三村の各氏は1960年代前半くらいの生まれだったと思う。なぜかこの二つの世代に集中している。私自身が後者の世代に属し,SFに興味をもつ個人的な知り合いも,なぜかこの二つの世代の人が多い。そこで例えば,「果しなき流れの果に」をハヤカワJA文庫で買ったか,日本SFシリーズで買ったかなどという話題に過剰に反応してしまう。学校帰りにハヤカワ文庫を買った,今はつぶれてしまった本屋の前を吹いていた風の匂いがふと感じられる気がして,年甲斐もなく感傷的な気分に浸ってしまった。 この分野に興味があれば誰が読んでも楽しいと思うが,世代的に体験が一致すると,より楽しめる一冊だと思う。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
SFとフェミニズム,
By
レビュー対象商品: 読書会 (徳間文庫) (文庫)
主にSFを題材として取り上げた対談集。時代背景や作者の思想の変遷などを推論する。 題材のほとんどは既読であったため、話のわかる人と一緒におしゃべりをしているような気持ちになった。 時折皮肉のきいた発言があり面白い。 しかし、未読の人には全く話のわからない内輪話となるでしょう。 SF好きで読書仲間がいない人にはオススメです。 いきなり第一回から半村良が題材で、ル=グウィン、小松左京、萩尾望都・・・驚くような指摘はないが、読者が普段読みながら思っていたことが活字になっている。 半村作品の女性は薄っぺらい、萩尾望都は伏線回収し切れてない、ゲドが皿を洗う理由、などなど・・・。 題材(一部です) 半村良 石の血脈 岬一郎の抵抗 ル=グウィン ゲド戦記 萩尾望都 バルバラ異界 小松左京 果てしなき流れの果に アシモフ 鋼鉄都市 はだかの太陽 沼正三 家畜人ヤプー スティーブン・キング 呪われた町 ファイアスターター 山田正紀 神狩り
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
たくさんの本につながる一冊。,
By Dai (大阪府摂津市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 読書会 (徳間文庫) (文庫)
本に本に本。とにかく様々な種類の本が出てきます。更に出てくる作家さん達が異常! 本を読む量も、その解釈も、自分ならばこう書くという着眼点にもただ驚くばかりです。 この一冊で読んでみたい本のメモが激増。 後々、そのメモで金銭的に厳しくなってしまう可能性もありますが、ぜひ読んでみてほしい本です。 「家畜人ヤプー」に惹かれること間違いありません(笑)
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