夏至の夜に開かれる学園祭「夏至祭」を前に、それぞれの思いのすれ違いから、和樹、春奈、夏耶の三人の関係がぎくしゃくし出す。
「真夏の夜の夢」の世界へと入った和樹たち三人はバラバラに飛ばされてしまうのだが…。
異世界読書ファンタジーの第二巻。
今作は特に、「夏至祭」とシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の物語世界を通じて、和樹と春菜が抱える「トラウマ」と、春菜を意識しながら和樹との「空白の時間」を埋めようともがく夏耶、この三人の内面がじっくりと描かれています。
ストーリーの流れ的に、3人の抱える闇が明らかになり、これで第1部完といったところですが、最後の新キャラ登場で、恋のさや当てが激化の予感…。
せっかく真夏の夜の夢を使っているので、物語世界の中でもう少しいろいろイジって欲しかったような気もしますが、それなりに楽しめましたので、★4つです。