著者は、詩人です。
語りかけるように、ささやくようにつづられた言葉は、全体にやさしく語りかけてくれます。
逆説的な言い方ですが、著者は「読まれない本」が本の文化を築き、未来を得てきたと語ります。
「読まれない本」があるからこそ、本には価値があり、図書館もその存在が必要とされるとも。
本を読むことの意義を考える上で、いい本だと思います。
この本をきっかけにして「読書感」を作り上げてゆけると、よいですね。
本を読むには、ハードウェア(特に椅子)が重要であるということも、
とても共感がもてました。
著者が言うように、いい椅子を手に入れて、
深呼吸をするがごとく読書する。
リラックスして、まったりと読書する。
そんな読書を目指したいものです。