「本編120分」のスペック表記に一瞬トキメイた(笑)。
よく考えれば、2010年は“優勝記念盤”が出なかった(正確に言えば出せなかった)から、シーズンを振り返る機会は本作が初めてだ。だから、初めての分、プレイシーンを時間をかけてたくさん紹介してくれるんだな、と、期待してしまったわけ(汗)。
・・・ヌカ喜びに終わった(泣)。
だって、シーズン回顧が40分強、ファン感 + 自主トレ + キャンプ紹介が50分強。・・・って、何だよ、いつもの年と全然変わっとらんじゃんかぁ! 期待してソンした!
・・・え? 計算が合ってない? 残りの約20分は何なんだ、って?
じつは、本拠東京ドームにおけるホームラン特集が収録されている。サヨナラ弾や、“あの日”の谷の劇弾を含む満塁弾など、インパクトあるシーンがピックアップされているのだ。
だから毎度毎度言っていたんだ。「やろうと思や絶対できるハズだ」って。
だが、ホームランシーンばかりを集めた“BGV”的な作品は過去にしっかり例がある。決して、目新しい特別サービスをしてくれたわけじゃない。
これがホームランだけでなく、痛快な奪三振シーンや華麗なファインプレイの場面などもたくさん紹介されていたら、評価ポイントは一気に高まったと思う。
それに、移籍で去った選手への冷たい仕打ちも相変わらずだ。
たとえば4月25日の広島戦。育成枠出身の星野が一軍初登板を果たしたこの試合で、じつはオビスポが、巨人の投手としては10年ぶりくらいのホームランを打っているのだ。だが、日本ハムに行ってしまったからか、このレアなシーンはみごとに無視されている。
そういうわけで、内容も時間も、結局例年の轍をいくらも出ていないとしか評価ができない。
ドラ1ルーキー澤村へのインタビューがしっかり収録されているが、これだけではそう高い評価はできないな、残念だけど。