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ADHDとは注意欠陥多動性障害のことで、集中困難、多動、衝動性などを中心的な症状としている。ADHDの子どもは、とにかくエネルギッシュで衝動的な行動をとるため、その子育てにはさまざまな困難を伴い、しつけに悩んでいる親も多いに違いない。そんな悩みを解消してくれるのが本書だ。
本書は、UCLA神経精神医学研究所のペアレントトレーニング(親訓練)・プログラムから生まれたもので、子どもを頭ごなしに怒鳴り散らさなくても、子どもの協力が得られる技法を提供している。その技法を著者は「道具」と呼び、「これら道具は、あなたがしてほしい行動を増やし、してほしくない行動を減らし、許し難い行動をなくすための助けとなる」と説く。そして、5つのステップを設け、してほしい行動を増やすための「ほめること」、してほしくない行動を減らすための「無視する方法」、協力を引き出すための「選択」と「予告」、許し難い行動をなくすための「指示」「警告」「罰」などについて、具体的な場面を想定しながら解説している。
仕事や家事・育児に追われていても、ちょっとした時間に読み進められるよう、1項目10ページ前後で、ステップアップする形でまとめられているのも特徴といえる。本書は「ADHDのペアレントトレーニング」と題しているが、特にADHDの子を持つ親のために書かれたものではないという。子育て中のすべての親におすすめしたい。(清水英孝)
内容(「MARC」データベースより)
ADHDへの認知、理解が深まりつつある中、日常生活において、特に家庭の中で、日々子どもにどう接したらよいのかを分かりやすく段階的に学べる。
著者について
○シンシア・ウィッタム:著 アメリカ、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)神経精神医学研究所スタッフ。クリニカル・ソーシャル・ワーカー。 ○上林靖子:訳 前国立精神・神経センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健部部長 現在、中央大学文学部教授 著書:『スクールカウンセリング入門』(監修、1998、勁草書房) 『AD/HDとはどんな障害か』(編著、2002、少年写真新聞社) 『きっぱりNO!でやさしい子育て』(監修、2003、明石書店)ほか ○中田洋二郎:訳 立正大学心理学部教授 著書:『ADHDをもつ子の学校生活』(監訳、2000、中央法規出版) 『AD/HDとはどんな障害か』(共著、2002、少年写真新聞社)ほか ○藤井和子:訳 前国立精神・神経センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健部客員研究員 現在、まめの木クリニック ケースワーカー 著書:『子どもを愛せないとき、愛しすぎるとき』(1994、大月書店) 『AD/HDとはどんな障害か』(共著、2002、少年写真新聞社) 『きっぱりNO!でやさしい子育て』(監修、2003、明石書店) ○井澗知美:訳 国立精神・神経センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健部研究生 中央大学文学部非常勤講師 著書:『AD/HDとはどんな障害か』(共著、2002、少年写真新聞社) 『読んで学べるADHDの理解と対応』(共訳、2005、明石書店) ○北道子:訳 国立精神・神経センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健部室長 著書:『AD/HDとはどんな障害か』(共著、2002、少年写真新聞社) 『読んで学べるADHDの理解と対応』(共訳、2005、明石書店)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィッタム,シンシア
アメリカ、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)神経精神医学研究所スタッフ。クリニカル・ソーシャル・ワーカー
上林 靖子
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部部長
中田 洋二郎
福島大学大学院教育学研究科教授(国立精神・神経センター精神保健研究所併任)
藤井 和子
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部室長
井澗 知美
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部研究生
北 道子
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
アメリカ、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)神経精神医学研究所スタッフ。クリニカル・ソーシャル・ワーカー
上林 靖子
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部部長
中田 洋二郎
福島大学大学院教育学研究科教授(国立精神・神経センター精神保健研究所併任)
藤井 和子
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部室長
井澗 知美
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部研究生
北 道子
国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)