現代文を解く上での視点など役に立ちそうな情報もあったが、いかんせん宣伝臭い部分が多い。
まず、「この本をやるといい」と言って薦めるのが自分の著書ばかりであるというのは論外である。
また、ある生徒の成功談が掲載されているのだが、まとめると「○○という手段でやったら△△大学に受かった」といった内容であり、
これはまるで「□□を食べるだけで☆☆kg痩せた」というような、うさんくさいダイエット法の紹介のようである。
どうしても、全体に漂う胡散臭さが拭えない感じがした。
あえて言わせてもらうと、この本は「”板野教”における”聖書”」なのではないだろうか。
板野の方法論は素晴らしい、板野に従えば第一志望に受かる……そういった”板野教”の教義を信じこませるための本なのではないか。
板野を信じる者がこのことを聞いたら反発するであろうが、これはあくまで私が自然に感じたことである。
もっとも、私はあくまでこの本に対して宗教臭さを感じたまでで、板野の方法論まで否定しようとは思っていない(少なくとも私には合わなかったが、それはまた別の話であろう)。
板野を信じるか信じないかは、あなた次第。