今度小学6年になる子供が来年中学受験を考えているため、何か聞かれた時に答えられることを目的に本書を手にとりました。日本史を教えるときにも思いましたが、公立の小学校では残念ながら歴史を体系的に教えることのできる先生がほとんどいないし、塾では受験に出る問題を集中的に教えてしまうためなかなか体系的に歴史の面白さを子供たちにわかってもらうことが難しく、その部分は親の仕事だと思っていました。そんなわけで本書を先取りして私が読んで、ある程度体系付けて子供に教えることが目的で買ったのですが、十分その目的を果たすことができる内容です。私自身、大学時代に社会学部だったため政治や経済に精通しているわけではなく、中学や高校時代に興味をもって公民や政治経済を学んだわけではないため、本書から初めて知る知識も多くありました。大人が政治や経済の基本を学ぶ目的であれば、もっと面白い本は多いと思いますが、小学生に政治や経済について興味を持ってもらうための虎の巻的に使うのであればとても良い本だと思います。