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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
多様な神話の世界観,
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レビュー対象商品: 読み替えられた日本神話 (講談社現代新書) (新書)
タイトルと帯の「『古事記』から『もののけ姫』まで」という言葉から、サブカル的な本に見えなくもないが、神話学者が書いた真面目な本である。本書では、古代から現代にかけて、どのように「日本神話」が読まれ、また、読み替えられていったのかが述べられる。 まず記紀の成立事情、『古事記』の怪しさと『日本書紀』の意味など、古代における日本神話について。 次に『日本書紀』が読み替えられていった「中世日本紀」の世界など古代から中世にかけての「日本神話」について。 そして江戸時代における『古事記』の再発見から、幕末の志士の思想に与えた影響、近代日本の「国家神道」と近世から近代にかけての「日本神話」について。 最後に現代における神話と、本書の内容は幅広い。 特に、仏教と入り混じって、また現実の政治や事態など、様々な影響を受けて、描かれていく独創的な「中世日本紀」について書かれた箇所は、とても面白かった。 多少、近代以降の内容が薄いところが残念。
9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
知的好奇心をくすぐる面白さ,
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レビュー対象商品: 読み替えられた日本神話 (講談社現代新書) (新書)
本のオビ(おもて)には、“神様って、こんなにアバウトでこんなに面白い! 『古事記』から『もののけ姫』まで時代に改変された神話の千三百年史!” と書いてありました。 感想はずばり 面白い!!です。 笑いの面白さではなく、知的好奇心をくすぐられる快感をもった面白さです。 日本書紀や古事記は真正面から読んだことはないのですが十分楽しませていただきました。 最後のページを読んだとき、また第一章から読みたくなる・・・そんな素敵な本です。
20 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
もっと読まれてよい本,
By 山本凖太 (神戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 読み替えられた日本神話 (講談社現代新書) (新書)
日本神話の研究はその起源や事実との整合性が中心になって行われてきた。歴史「真実」を知りたいという読者の要求は当然であるが、本書のように「日本神話の発展」・・この題名の方がよかったと思うが・・とその社会的影響、また逆に神話が「発展」していく過程は実に興味深くもっと時代を区切った詳論を読みたいと思った。平安末期から鎌倉・室町時代は仏教に関する研究は進んでいても、神仏混淆に至る研究は深く行われてこなかったと思う。これが明治の廃仏毀釈という「文化大革命」にも匹敵する文化の断絶をもたらしたことは、いわゆる右よりの論客は中国のことをいう前によく考えてほしい。 神話の起源の研究は現世への影響は少ないが、神話の発展こそ現在の我々の文化そのものである。
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