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説得 (ちくま文庫)
 
 

説得 (ちくま文庫) [文庫]

ジェイン オースティン , Jane Austen , 中野 康司
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

准男爵の娘アン・エリオットは二十七歳、独身で、影の薄い存在だ。八年前、周囲から反対されて海軍軍人のウェントワースとの結婚をあきらめたことが、いまだにアンの心に影を落としている。しかし、そんなアンに思いがけない再会が待ち受けていた。イングランドの美しい自然を舞台に、人生の移ろいと繊細な恋心をしみじみと描くオースティン最晩年の傑作。定評ある読みやすい新訳で贈る。

内容(「MARC」データベースより)

恋心は分別と良識によってどこまで押さえられるものなのか? おだやかな晩秋の光に彩られた愛の再生の物語。最も美しく、最も繊細な作品として仕上がった、ジェーン・オースティンの晩年の傑作。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 430ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/11/10)
  • ISBN-10: 4480425349
  • ISBN-13: 978-4480425348
  • 発売日: 2008/11/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 50,411位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
27 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By C&D
形式:文庫
この方の翻訳はどれも現代の日本語でとても読みやすいです。センテンスの切りどころがほかの翻訳本と違い、それが読みやすさにつながっているのか、理解できなかった箇所が今回「なるほど、そういう意味か」と理解できました。テンポも良く、アンがウェントワース大佐と7年ぶりにあったシーンの短い単語が続く書き方は、英語の原文に一番近いと感じました。主人公アンの焦る様子がすごく伝わってきます。そして最後のウェントワース大佐の手紙も、いちばん甘い(ロマンスっぽい)翻訳になっていると思います。

オースティンの全作品ではこれが一番好きです。人間の心の動きをものすごくよく捕らえていると思います。200年前でも社会の中で生きていくには?人とかかわっていくには?など、まったく現在の私たちと変らない不安や喜びが書かれています。オースティンを読むといつも私は、人間はそうそう変らないものだと親近感が沸き、私とオースティンが200年を超えてつながる気がします。よい文学というのはそういうものなのだと思いました。

最後の手紙のシーンはハラハラドキドキします。手に汗握るとはこのことか?です。オースティンが病身をおして書き換えたというこのシーンは、作者が、そして作品が永遠になった理由であると思います。書き換える前のシーンはBBCのドラマで挿入されています。ですが絶対に書き直したこちらが感動は大きいです。これが絶筆だとのことです。

高慢と偏見のエリザベスのように、カラッとした明るい主人公ではありませんが、人間としてはこちらのアン・エリオットが本物のような感じがします。
このレビューは参考になりましたか?
57 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 130m
形式:単行本
オースティン晩年の作品だけあって「高慢と偏見」に比べるととても落ち着いた作品です。派手さはないものの読むにつれ心に染みてくる感じです。
岩波文庫版「説きふせられて」との比較ですが、「説得」の方が解りやすい文章です。初めての方はこちらをオススメします。

終盤のウェントワース大佐の手紙の訳し方で比較してみると、「説きふせられて」のほうは硬いがインパクトのある訳し方、「説得」はより口語的な訳し方になっています。
個人的に全体としては「説得」、ウェントワース大佐の手紙の部分は「説きふせられて」が好きです。

このレビューは参考になりましたか?
26 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
主人公のアンは、准男爵の二女。ある事情から婚約を破棄した過去を持ち、そろそろ婚期を逃しそうな年齢に差し掛かっています。

またしても、ヒロインの結婚までの紆余曲折を描いた物語。いかにもオースティンらしく、登場人物の性格が、端役に至るまで生き生きと描写されています。壮年の男性としては愚かしいほど器量自慢の父、美貌で尊大な姉。ふたりの影に隠れて普段はちっとも目立たないアン。ところが、ある事件をきっかけに...

やっぱり、オースティンはいいですね。ヒロインは「エマ」や「高慢と偏見」のヒロインに比べるとまじめで堅苦しい感じですが、控え目ですが芯が強く、また違った魅力があります。オースティンが好きな方ならきっと満足できると思います。翻訳も自然でとても読みやすかったです。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
高慢と偏見の陰の物語
「高慢と偏見」がきらきらとした輝く恋愛の物語ならば、この「説得」は、その対となる陰のような物語だと思います。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 黒酢
まだるっこしいが作者の才能はすごい
まだるっこしい話である。
主人公のアンは過去に周囲の反対により恋人と別れたという出来事があり積極的に恋に夢見るタイプではない... 続きを読む
投稿日: 2009/11/27 投稿者: らてぃあ
読めば読むほど惹きこまれて・・・
...11章、ウェントワース大佐の手紙。知らず知らず涙があふれていました。200年前にこのように美しく、感動的な告白場面が物語に挿入されていたなんて、オースティン... 続きを読む
投稿日: 2009/7/21 投稿者: Knightley
文章が読みやすい。
概して古典作品の翻訳文というのは読みにくいものであるが、この本は翻訳者が「読みやすさに拘った」と記しているだけあり大変読みやすかった。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/3 投稿者: hal
主人公がいい!
オースティンといえば、そこそこの暮らしをしている
令嬢の恋愛話というイメージが強くて、どうもそれ... 続きを読む
投稿日: 2008/4/28 投稿者: 百地樹里
心にしみいる作品
オースティンの作品では、「高慢と偏見」(私は邦訳は「自負と偏見」をよみました)とこの「説得」が一番好きです。... 続きを読む
投稿日: 2004/11/28 投稿者: sy27
イギリス小説の中でも指折りの美しい愛の場面
オースティンは面白い!さすがサマセット・モームや夏目漱石が激賞しただけのことはある。... 続きを読む
投稿日: 2002/8/6 投稿者: schazzie
オースティン最後の作品
ですが、私がオースティンの作品を読んだのはこれが初めてです。よく言えば繊細で細やかな文章表現、悪くいえば複雑で退屈・・・。でも世間で言われているほどの退屈さは、私... 続きを読む
投稿日: 2002/2/6 投稿者: "kip"
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