登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
意地悪レポーターと、さあ、ご一緒に読みましょう,
By
レビュー対象商品: 誤読日記 (単行本)
同業者である弱小出版社の友人と飲んで酔っ払うと必ず最後は、いつかはベストセラーを出したいな!という話で盛り上がる。だから、ベストセラー本には無関心ではいられない。それも、嫉妬まじりの皮肉な目で眺めることになる。どうしてこんな本がベストセラーに? 何度、そんなふうに思ったことか。しかし、大半はバカバカしくって読む気にもなれない。そんなとき、信頼のおける書評家・斎藤美奈子さんが、読んでくれたのである。斎藤さんのガイドでタレント本やらベストセラー本を読めるなんて、まあ、なんという贅沢。 この書評集には媚がない。たとえば、『僕は馬鹿になった。ビートたけし詩集』は「誰かの無防備な下着姿を見ちゃったようなものです、ひたすら対処に困るのである」とか、『おとな二人の午後』(五木寛之+塩野七生)は「こうしてみると、<おとな>って叶姉妹みたいやな。活字でよかった。どこぞのカフェで、初老の男女がこんな会話をかわしていたら、まじまじ顔を見ちゃうとこであった」など、どんな大御所に対しても遠慮会釈なく本質を突く。しかも、ユーモアたっぷり、意地悪たっぷり。しかし『「拉致」異存』(太田昌国著)や『野中広務 差別と権力』(魚住昭著)などの真面目な本は、超真面目に案内してくれる。 2000年4月から2004年9月まで、5年間にわたる話題のベストセラーを中心に175冊がぎっしり詰まっている。ほめ書評ばかりを読み、もの足りない思いの人には絶対におススメ。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ちょっと前にはやったという一番古くなりがちな話題を取り上げているのに、おもしろく読めました。,
By
レビュー対象商品: 誤読日記 (文春文庫) (文庫)
ベストセラーを批評した本。
2000年4月から2004年9月まで4年半で175冊に取り組んでいます。 もちろん、斎藤美奈子の文章だから皮肉とおちょくりにあふれていますが、キチンと読み込んであるのも、いつも通りです。 斎藤美奈子さん、マジメです。 とりあげているのが、ベストセラーなのに文章が古くなっていないのが不思議。 この文庫版では注釈を入れ、今では伝わりづらくなった当時の状況や有名人たちのその後を伝えているのですが、 それよりも、斎藤さんの批評が普遍的なんだろうな。 もちろん、アーこんな本あったあった的に読んで、その頃の自分を懐かしむのもありです。 あと、フェミの話になると急に沸点とテンションが変化するのもおもしろい。 余談になるのだけど、森茉莉の”パッパ”や淀川長治の自分の愛する俳優にさしかかった時の文章を思い出しました。 表現する人って、やっぱり何かためているモノが、あるよね。
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これ1冊で読んだも同然!!,
By
レビュー対象商品: 誤読日記 (単行本)
175冊のベストセラー、これ1冊で読んだも同然!!―私ならキャッチコピーをこうつける。 自分なら手に取るのもいやな、当然読むのはもっといや!な ベストセラー&話題書を、一挙にレビューしてくれるという 大変有難い本です。 そして我々の代わりにそんな苦行を引き受けてくれる親切な御方こそ、 邪悪な読者の代表・書評で笑いをとる稀有の芸を持つ斎藤美奈子氏。 この本を読んでいると感謝の気持ちが込み上げてきます、まじで。 ありがとう斎藤さん。我々の時間と金を節約してくれて・・・と。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|
|