語源を知ることで、知らない単語に遭遇しても、
語源から単語の意味を類推できる可能性が広がる。
たとえば、remindという単語の意味を知らなくても、
語源を知っていれば、
re「再び」+mind「心」=remind「思い出させる」
とイメージできる。
これが語源をマスターする利点だと思う。
しかし、本書の謳い文句のように、
効率よく一気に単語を覚えられるかというと、
とてもそうとは思えない。特に本書の場合、
強引なこじつけや説明不十分の単語が非常に多く、
単語を覚える何の手助けにもならない。
たとえば、
re「後ろへ」+fer「運ぶ」=refer「言及する」
に関しては、何ら補足説明がない。
どうして「後ろへ運ぶ」=「言及する」になるのか、
疑問が頭に残り、単語を覚えるどころではない。
本書では、決して暗記しようとせずに、
読み物としてさっと読み流すのがよいだろう。
そして、自分で納得できたものだけ
記憶にとどめておけば十分だと思う。