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著者によれば、大学入試に頻出する約6000語のうち約9割が語源のはっきりした単語で、しかも全体の8割は100の語源で整理することができるそうです。その100の語源を憶えれば、中級レベルの英単語の記憶に役立てることができると主張しています。本書において実際に100の語源で様々な英単語が整理されています。
一例を掲げますと、印欧語の語源 pa(食べ物)から、ラテン語の pater(父親)が生まれ、さらに patron(後継者), patronage(支援), patriot(愛国者), patrotism(愛国主義), pattern(父がみせた手本、パターン)あるいは company 一緒にパンを食べる仲間、仲間にする)がうまれ、語源の pa が pas に変化して pasture(牧場、放牧する), paste(粉をこねたもの)が生じ、さらに p が f になる英語のグリムの法則によって pa が fa, fe, fo という音形になり father(父), feed(食べさせる), food(食べ物), foster(養う、食べさせる)などが生まれたと解説されています。
このように、いろいろな単語がどういう過程で成立したのか、語源のうんちくを楽しみながら、いつのまにか語源を中心とした英単語の増強を図れる本です。
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