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語りかける身体―看護ケアの現象学
 
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語りかける身体―看護ケアの現象学 [単行本]

西村 ユミ
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

いわゆる植物状態と呼ばれる患者は外側から観察されるかぎり、なんのふるまいも声を発することも出来ず、他者との交流が不可能な存在とされている。しかし、実際にケアに携わる看護者たちは、彼らとの交流を確かなものとして実感し、はっきりとは見てとれないが経験の内に埋もれている“何か”に、著者の視線は向けられる。メルロ=ポンティの「身体論」を手がかりに“身体”固有の始源的次元へと立ち帰り、そのはっかりとは見てとれない関係を経験の内側から、看護者の視線から記述した画期的労作。

内容(「MARC」データベースより)

他者との交流が不可能とされるいわゆる「植物状態」の患者。だが看護婦たちは彼らとの交流を実感している。メルロ=ポンティの「身体論」を手がかりに身体固有の始源的次元へと立ち帰り、看護という営みそのものを論じる。

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: ゆみる出版 (2001/03)
  • ISBN-10: 4946509259
  • ISBN-13: 978-4946509254
  • 発売日: 2001/03
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 273,474位 (本のベストセラーを見る)
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By k-show
形式:単行本
看護現場を実践として関わってきた筆者が、その経験を通しての問いかけは、根本的であるが故に画期的である。
それほど、現在の「医療ヒエラルヒー」は、歪んでいると思わざるを得ないことに、本書は気づかせてくれる。
「つまりこの感覚は、『触れられる手による触れる手の反省』という動的な相互反転が、ケアを実践する者が逆にケアされるという関係の反転をもたらしたことにより経験されたものといえよう。」(172頁)
本書は、安易な「尊厳死」論に対して警鐘を鳴らす意味においても、貴重である。
医療の現場を巡っての問いかけだが、そのスケールは、現代の「人と人との関係性」の根本問題に対する哲学的問いであると言って良いと思う。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By かつき VINE™ メンバー
形式:単行本
意識障害で寝たきり。いつ起きるかわからない。そんな状態の患者さんとふと気持ちを通じ合っている瞬間がある。ここで出てくる看護婦さんが元気で細やか。こんなふうに向き合って仕事をしている医療関係者もいるのかとこちらもパワーをもらえる。

臓器移植や尊厳死の問題とともにこういった状態もありうるのだというひとつの提言にならないかと思う。

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