1【旧皇族とは? どういう生活を送っているのか?】
曾祖母は明治天皇の第六皇女・昌子内親王。祖父は東京・札幌の両オリンピックの招致に尽力し、「スポーツの宮様」と親しまれた竹田恒徳(戦\
前は竹田宮恒徳王)。父は、日本オリンピック委員会(JOC)会長の恒和。旧皇族の末裔として生まれた著者・竹田恒泰。彼はどのように成長して\\
きたのか。
2【歴史上3回あった皇統の危機をどう乗り越えてきたのか】
第25代武烈天皇崩御で訪れた最初の皇統の危機。室町時代に伏見宮家から皇統を繋いだ後花園天皇。そして、22歳で崩御した後桃園天皇には、\\
幼い内親王しか遺されていなかった。先人たちはどのように皇統を繋いできたのか。
3【8人の女性天皇はなぜ即位したのか
わが国史上、最初の女帝・推古天皇から八方十代の女帝が存在する。しかし、皇統の危機を理由に即位した女帝は存在しない。女性天皇の多く\\
は「中継ぎ」の役割を担ってきた。
4【皇室を支え続けてきた宮家とは】
宮家とは、皇統が危機を迎えた際に、その血を受け継ぐ「血の伴走者」としての役割を担う存在だ。常盤井宮、木寺宮、桂宮、閑院宮などの宮\\
家から幕末から明治にかけて創設された宮家の果たした役割を検証。
5【皇族は太平洋戦争とどう向き合ったのか】
戦前、男子皇族は軍人となるのが慣わしだった。暴走する軍部に抵抗を試みた皇族、最前線への配置を志願する皇族、そして戦地で非業の死を\\
遂げた皇族出身者たち。皇族たちにも戦争のドラマがあった。
6【戦争の終結に宮家が果たした役割とは】
終戦の8月15日を経ても、すべての軍隊が鉾を収めたわけではなかった。昭和天皇に命じられた宮家皇族たちは戦地に飛び、現地司令官らの説得\
に当たった。
戦史上稀にみる迅速な武装解除の裏で皇族たちは大きな役割を果たした。
7【なぜ、十一宮家は、皇籍離脱をしなければならなかったのか】
終戦後、GHQによって皇族縮小政策がとられた。自ら、臣籍降下を唱える皇族。反対する皇族。皇族たちの意見は分かれた。皇籍を離脱するそ\
の日、昭和天皇が旧皇族たちにかけた御言葉とは。
8【皇室典範改正問題で旧皇族男子に芽生えた責任感】
平成の今日、史上4回目の皇統の危機を迎えている。小泉首相の私的諮問機関「皇室典範を考える有識者会議」はわずか十数回の議論で約2000年\
続いてきた皇室の伝統、そして文化をいとも簡単に変えようとしている。皇室の歴史を振り返ってきた著者が、自身の覚悟を語る。
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66 人中、63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
論点を正確に把握することが大事,
By パプさん (北海道) - レビューをすべて見る この本の本題(著者が訴えたいこと)は「男系男子護持、女系天皇反対」の1点であって、本の表紙にある「語られなかった皇族たちの真実」や「皇室が2000年続いた理由」という内容については付録程度に考えていただいて差し支えないと思います。 本書が「本書と同様に男系男子を支持している他書」より優れている点は、過去から現在に至るまで男系男子以外の人が天皇になった例が1例もない(つなぎの女性天皇を除く)という「歴史の積み重ねによる事実」を論拠に女系天皇に反対しているところなのです。 つまり、「過去から現在に至るまで女系の人を『天皇』と呼んだことは1度も無いのでこれからも『天皇』とは呼びませんよ」ということを論拠にしているということです。 したがってこの本を購入しようかどうか迷っている方にお伝えしたいのは、「女系天皇に反対している人はなぜ反対しているのか」を知りたい方にはご購入をお勧めいたしますが、「皇族たちの秘話」のようなものを期待されているかた、「資料に裏打ちされた歴史書」として本書の購入を考えている方のご期待に100%答えるものではないと考えます。
90 人中、80人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
平易でわかりやすく、それでいて濃厚な一冊,
By 源次郎 (東京都) - レビューをすべて見る そして、何よりも旧皇族一族の生活ぶり、躾など知られざる一面も描かれているため、かなり読み応えのある一冊になっている。
54 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
どう受け止めるかは一読してから考えてもいいのでは。,
By 本書の流れは歴史的観点から結語にある「皇統は絶対に男系によって継承されなくてはならないと断言する」ということに一貫してすべてが通じています。 戦時中から終戦直後にかけて宮家皇族がどういう行動をされたかということ、GHQの占領政策により十一宮家が解体したこと、解体してからその後の活動や生活のご様子など、世間一般的にはあまり知られない史実がよく調べられて書かれていることに関心を持ちました。 女系天皇容認、男系継承問題に対する賛否については、昨今の新聞やテレビの話題としてしか受け取ってなかったところがありましたが、偏った情報に惑わされることなく、いろんな角度から一国民としての考えを持つべきだということを認識しました。
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