「誕生花」や「花言葉」は、ギリシャ神話や各地の伝説、風習にちなんだり、花そのもののイメージになぞらえて、決められてきた。そのため、その種類や内容が異なるのが普通である。
本書はその起源や歴史を探るのが目的ではない。どれが正しいか、などというのはナンセンスである。どれも正しく、どれも正しくないのである。花信仰…花占い…そうかもしれないという純真さが花には宿っているはずである。
気持ちを伝えたいときは、この花を!という花信仰であろうか。幸福や成功を願うとき、元気を贈りたいとき、どんな花を贈ればいいのか、簡単にわかる本である。花言葉を添えて贈れば、相手の人はどれほど喜ばれることだろう。
〈元気を贈りたいとき〉…ストック〈逆境を克服する力〉 プリムラ〈若き日の躍動と輝き〉 ミヤコワスレ〈強い意志〉 ペンタス〈希望は実現する〉 ローズマリー〈あなたは私をよみがえらせる〉
本日2月22日誕生花は「ハナニラ」〈ユリ科〉花言葉「別れの悲しみ」
このように決められてしまうのはつらいけれど、この花を別れ行く人にひそかに、そっと贈るのも「愛」などと大げさに言わなくても「沈潜のひたごころ」が湛えられていていいのではあるまいか。