表題にもあるとおり今回のヒロインは三人。というより「今回も」と言ったほうが正しいか。
御堂作品はヒロイン三人のパターンが多いので。対する凌辱者は木藤竜二ひとり。
この竜二は、御堂氏の力作『美臀三姉妹と脱獄囚』でも凌辱のかぎりを尽くしている。
それはさておき、本作はあまり満足できなかった。佐伯麻里子(24)はおとなしめ、
柚木保奈美(29)は勝気、遠山静江(38)は淑やかと、一応キャラ分けはされているものの、
見せる反応はどれも似たり寄ったりだからだ。しかも三人とも即堕ちときている。
逃亡中の犯罪者がニセ医者に成りすます、という設定もリアリティがなさすぎる気がした。
御堂作品のお約束となりつつある終盤での尻振りダンスも、はっきり言って食傷気味。
ただ、相変わらずリーダビリティが高いのはさすがだと思った。フランス書院の作家の中で、
氏の実力がトップレベルなのは間違いない。それゆえ物足りなさが残り、低評価となった。