ここ数年認知症の診断治療は急速に進歩しました。今まで認知症=アルツハイマーと考えられていた、認知症診断に一石を投じる秀作です。
現在アルツハイマー・レビー小体型認知症・ピック病に脳血管性認知症および脳外科的認知症(慢性硬膜下血腫・正常圧水頭症)などが、認知症専門外来でよく見かける認知症ですが、これらの違いや診断のポイント・治療の仕方など、この一冊に凝縮されています。
毎年全国から認知症の方が、新たに数百人受診されている認知症専門医が自分のノウハウをすべて公開した一冊です。この内容を理解できない医師は、認知症専門医を名乗るなと言わせていただきたい。そんな本です。
かと言って専門的な高度な知識を振り回すことなく、多少の基礎知識さえあれば介護者や介護関係者などにも判りやすい、良書です。
多くの方に見ていただきたい本です。