Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
誇大自己症候群 (ちくま新書)
 
イメージを拡大
 

誇大自己症候群 (ちくま新書) [新書]

岡田 尊司
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報



商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「普通の子」が、些細なことから突発的に凶悪な事件を起こす。彼らはなぜ、世間を震撼させる犯罪者になったのか?従来の精神医学ではとらえきれない病理を、「誇大自己症候群」という切り口から探る。そこに共通するのは、幼児的な万能感やヒーロー願望、現実感に乏しいファンタジー傾向、他者への共感性の欠如や自己正当化などである。そしてそれらは、とりもなおさず、現代の大人たち、ひいては社会全体に見られる心的傾向なのだ。本書では、この病理を徹底分析、自己の呪縛が肥大化した現代を検証しつつ、その超克を見据えた画期的論考。

内容(「MARC」データベースより)

「普通の子」が些細なことから突発的に凶悪な事件を起こすのはなぜか。従来の精神医学では捉えきれない病理を「誇大自己症候群」という切り口で探る。自己の呪縛が肥大化した現代を検証しつつ、その超克を見据えた画期的論考。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2005/9/5)
  • ISBN-10: 4480062637
  • ISBN-13: 978-4480062635
  • 発売日: 2005/9/5
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 369,328位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
34 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
最近の年少者のショッキングな犯罪から説き起こし、“誇大自己症候群”を豊富すぎるほどの症例で論じる。論旨には概ね異論はないけれども、論じられていることは、以前から、万能感の肥大や自己抑制・耐性の欠如として、用語としても〈自我肥大〉などとして知られていたことではないのか。‘自己愛’‘誇大自己’の病理を論じ尽くし、‘症候群’と診断を下す。‘この書で初めて提供された知識’がどれほどあるのだろう? この種の〈症候群〉型の書は、思い出すに稲村 博氏の『思春期挫折症候群』以来、精神科医によって屋上屋を重ねに重ねてまだ已むことのない出版が続けられている感があるが、こうした書物が真に問題解決に奏功しているのか、あまりに続く類書 ― それは出来する事件が医家に著述を促して已まないからなのだが ― の海を見つつ、大きな疑問を感じる。‘症候群’というからには、何らか治療すべき疾病ということになるが、著者のいう症状は、むしろ人間の一要素として考究すべきものだ。それをしも〈症候群〉と呼ぶ医家の性向こそ、“何でも診断症候群”と称したくなる。症例の詳細な ― 言い換えれば執拗な ― 記述と多さに比して教育批判(160~162頁)などは記述が簡易に過ぎ、現場の教師には反発もあろう。本書は決して高所から断ずる論調でなく、著者の誠実さは無視すべきでないが、あえて。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
んー… 2008/3/31
形式:新書
誇大自己症候群というものは、親から適当に(親の都合で溺愛されたり、放置されたりといい加減に)育てられた子供が、大人になって、自分が親からされたようなこと(自分のことだけを優先すること)を他人に当然のごとく欲求する人格になってしまった人たちのことを指しているようです。我がまま放題、傍若無人、自己ちゅーという人たちのことですね。それについては、ふむふむなるほどと思えましたが、なにしろ本書、著者が誇大自己症候群のケがあると考える著名人やら関連文学作品やらの話が多いのです。何だか読んでいるうちに、それらの知識を得意気に披露しているこの著者こそが、もしや誇大自己症候群なのでは?と感じてしまいました。現状の精神医学に物申すその姿勢、よく考えれば色んな人格障害の合併症みたいな人たちに、誇大自己症候群と自ら勝手に命名し、本を出してるその並々ならぬ野心、俺はただの精神科医じゃないんだぜ的雰囲気。それに誇大自己症候群の人たちへの対処方法などにも触れてはいるけれど、ちょっと甘過ぎる対処方法だと思いました。彼等はもっと危険な存在だし、治らない。社会的抑止力でもってしか、彼等を抑えておくことはできないのに、そういう大事な面には触れられていません。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
既存の精神疾患の分類が当てはまらないケースが出てきた(ような気がする)!

これは大変だ!この現状を説明できなくては、精神医学の沽券に関わるぞ!

総てのケースに共通する『解釈』で、早急に現代病理を説明しなくては!!

という著者の切迫した危機感が、読後に残る唯一の残滓である。

『我こそは、今こそ新しい疾病概念を提案するぞ』という意気込み。

それが妙な疾走感を生み、(半ば強引に)最後まで読まされてしまう。

つまり内容的には、

「現代の病理をこのように捕らえてはどうか」という提言。

しかしその割には、「強引な解釈」「根拠の乏しい断定」

そして「推量を基にした“力技”の展開」が散りばめられていて、

結果的に説得力を失っているように私は感じた。

何というか、

「私にはこう見える」→「こうは考えられないか」→「絶対こうだ」

という三つのプロセスが闇鍋のように均一に混ざっていて、

どうも後味が悪いのだ。

一般の読者が知らない「臨床の現場」に携わっているからといって、

決め付けの論考を押し付けて良いわけではないと思うのだが。

そもそも医学、とくに精神医学では、病理概念として一般化が不可能な

患者さんの“個別性”に深く分け入って初めて

バランスのとれた見方が成立すると私は思う。

「ほぼ総てのケースで生育環境の悪さが原因で、その結果がこれなのだ」

と言い切ったところで

あまり意味はないような気がする。

極論すると、本書で書かれている論考のすぐ隣に

「心を病むってことは、人間が自意識を持ってるからなんです」

というような“頓知”のような世界が

広がっているように思えてならないのだ。

更に、「どこからが誇大なのか」というところも、

著者の価値観によるところが大きい。

読んでいるうちに、壮大な著者の「独り言」を

延々と聞かされているような気がしてきてしまった。

部分的には「ナルホドねぇ」と思わされるところもあり、☆二つ。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
現実だと思います
誇大自己症候群というか「自己愛」が強い人間が多くなっている気がします。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/24 投稿者: zinpachi
現代社会の的確な指摘
... 続きを読む
投稿日: 2007/10/14 投稿者: オジサン太郎
本質的な点は押さえられている
幼児的な全能感というのが現代日本のキーワードでないかと思っていたところ、本書に出会った。結論から言うと、大きな一点(後述)を除いて、現代日本社会を鋭く抉る分析だと... 続きを読む
投稿日: 2007/8/18 投稿者: 海老庵
誇大の反対にあるもの
著者の述べていることが真理であるか否かを議論すると、おそらく不毛な言葉のぶつかりあいが起きるだろう。活字を読み、考え、それを生産的に活用することをしたい。そう思う... 続きを読む
投稿日: 2007/5/12 投稿者: よれよれのオヤジ
精神疾患に当てはまらない不思議な症候群
少々、断定的な部分があったものの

おもな行動のパターン性格、... 続きを読む
投稿日: 2006/12/22 投稿者: miyan☆ミ
これは本当にあります
いろんな本を書いている人であるが、これは著者の専門領域についての本で、非常に優れたものと思います。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/6 投稿者: 動物磁気
著者のアプローチの功罪
この本は著者の提唱する誇大自己症候群という概念について、実際の症例や、歴史上の偉人、犯罪者などの分析も交えて述べてるものである。それらを交えることによって読みやす... 続きを読む
投稿日: 2006/11/15 投稿者: gachiuri
で? だから何?
根拠の無い万能感、自身への自身を抱く「誇大自己症候群」。その蔓延が近年の凶悪な少年犯罪の原因だ、というのが本書の論。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/23 投稿者: たこやき21
現代人に広がる誇大自己に、ご用心!
... 続きを読む
投稿日: 2006/1/8 投稿者: 寒中スイマー
この時代を解くキーワード?
... 続きを読む
投稿日: 2006/1/6 投稿者: 朝ガエル
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア


関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す








この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック