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31 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
私達の幸福、彼の悲劇,
By 山田晃嗣 (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫) (文庫)
ピクシーことストイコビッチが、どれほどスゴいサッカー選手だったか?私を含め、運良く彼のプレーをリアルタイムで堪能することが出来た者にとって いまさら説明する必要はないだろう。 サッカーに詳しくない人でも、彼のプレーを一目見れば 「明らかに他と違う」ことは一目瞭然だった。 (もしピクシーのプレーを見たことがないのなら、本よりもDVDがお勧め) 「オシムの言葉」で、一気に注目を浴びたこの作家も、 ピクシーの超人技に驚いたサッカー素人の一人。 ピクシーのプレーから受けた衝撃をきっかけにして、 まだ危険の残る旧ユーゴスラビアへの丹念な取材を行い、 いまでは旧ユーゴサッカーのエキスパートである。 この本は、そんな木村元彦氏の実質的なデビュー作。 「その選手がいかに素晴らしいか」と言うことをこれでもかと訴える点において、 他の同類の本と一緒にされるかもしれない。 しかしながら、あきらかに同種の本には書かれていない感動がある。 その感動のきっかけは、残念ながらあまりにも酷な悲劇の数々だ。 祖国の崩壊、昨日までは友人だった民族間の対立・憎しみ、 理不尽な国際社会からの制裁、度重なる不運な怪我、 偏見から来る審判の不公平なジャッジ etc しかし彼は負けない。 当初単なる気分転換での短期滞在のつもりでやって来た日本で、 超人的なプレーで我々の度肝を抜き続ける。 すっかり日本に馴染み、「真剣に日本人への帰化を考えた」ほどらしい。 選手としての凄さだけでなく、彼を知る誰もが尊敬することを止まない 人望と行動力の持ち主でもある。 ピクシーのような選手が日本で長期に渡ってプレーしたことは、 我々日本人のとっては、信じられないほどの幸運だと思う。 しかしそのきっかけは、彼にとってはこれ以上ない悲劇だった。 それを教えてくれるこの本から得られるのは、 何とも言えない複雑な「感動」なのである。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
涙が出た,
By きの - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (単行本)
旧ユーゴのことは歴史の本でもあまり出回っていないため、勉強になったって言い方はおかしいかもしれないけど、 知る事が出来て良かった。 彼の苦悩の人生を知り、自分たちだけ平和で良いのかと本当に思う。 そう思いました。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ビフォア・ザ・レイン,
By futaba_412 (北海道札幌市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫) (文庫)
ピクシーが来日するたびに読み返す本です。世界中で色んな環境のもとでサッカーを愛する人々が居る、読み返すたびにそのことを再認識します。日本に来てくださってありがとう、ピクシー。私はあなたの戦う姿勢を忘れません。
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