BPMN(ビジネスプロセス・モデリング・ノーテーション)の目的は、ビジネスプロセスをモデル化すること自体ではなく、実は、SOAサービス指向アーキテクチャやBPELをつかった、分散情報システムによるビジネスプロセス再構築の設計である。
その際、じゃあ、具体的にはどうなの?ということを手っ取り早く知りたい人々にとって、この本の4・5・6章をサーッと眺めた後で、10章で説明されるOracle BPEL managerの無料お試し版でチュートリアルを実行するのが、価値があると思います。5章のBPELはXMLで書かれた分散ビジネスプロセス(定型業務)の「プログラム」であることを強く意識して、なんとか乗り越えるのをお進めします。実際、10章のようにしっかり動くものを体験できることが、現時点での最強の入門書です。3章のペトリネットやパイ計算理論は所詮説明不足で分かるわけもないので無視して結構です。他書にはまだないと思います。(BPELとは分散ビジネスプロセスの記述プログラムと思ってください)
この4・5・6章+10章という組み合わせは、大学講義のSOA, BPEL体験トピックとしても使えます。