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当時中学生だった私達には、ただ漠然とした事件の内容と、友人の死、という説明しかありませんでした。やはりこの場合も子供への衝撃の大きさへの懸念、そしてそれよりも、大ゴトにはしないでおこうと保身に走った大人達がありました。この本を読み、遺族の痛みの大きさを感じ、自分達の認識の甘さを痛感しました。
結果論ですが、やはり、事実は事実として説明してほしかった。そして私達もまた事件の重大性についてもっと討議すべきだった、と思い知らされました。
・裁判制度がいかに、原告側に負担な上に、たとえ勝訴しても
「賠償の踏み倒し」が平然と行われることなど、多くの暗闇を具体的に知りました。これらは、私たちのすぐそばの問題ですが、知らないで通り過ぎることが多く、実に、「読んでよかった本」といえます。
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