タイトルからもわかるとおり、本書にはパブリックスピーチをはじめ、さまざまな場面で話をするときのアドバイスが示されている。偉大な話し手だったリンカーンやセオドア・ルーズベルト、マーク・トウェインなどの豊富な例を引きながら、話し手としてマスターしなければならない数々のポイントを解説している。アドバイスの内容は、プレッシャーに屈しない勇気と自信を養う方法にはじまり、事前の準備方法、年号や名前のおぼえ方、上手な話し方の秘けつ、人を引き付ける導入の方法や終わり方まで、幅広い。
ポイントをきちんと押さえて、自分なりのアレンジを加えれば、きっと良いスピーチができるだろう。ビジネスパーソンに欠かせない「話す技術」を身につけるための1冊として、おすすめしたい。(土井英司)
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本書でとくに印象深かったのは、第6章と第7章です。これらの章では、話の内容ではなく、話し手の態度や話し方について述べられています。スピーチや演説は内容の面白さももちろん大切なのですが、そのやりかた、つまり、話す時の表情や発声のしかた、身振り、情熱の込め方などが相当重要です。言葉は同じでも、話し方によって聞き手の反応には天と地の差が生じます。その、「聞き手の心を動かす話し方」について、技術的な面から、精神的心構えまで周到に説明がなされています。
他にも、わかりやすく話すための具体的アドバイスや聴衆の興味を引く方法など、なるほどと納得のいくものが多く大変勉強になります。私は、本書の自分の苦手なところや重要だと思うところに付箋を貼り、そこを中心に定期的に読み直し、日々修業に励んでいます。効果は確実!
話し上手というのは、一朝一夕に身に付くものではありません。でも、身に付けばそれは貴重な財産になるでしょう。場合によっては金銭的な富を生むし、なにより人生が楽しくなるに違いあるません。私も自分の話に相手が好意的な反応を示してくれた時の、あのなんともいえない喜びが忘れられません。口先だけのテクニックでなく、相手の心を動かす話し方を身につけるために、自信を持って本書をおすすめします。
「何か一つこれというテーマを選んだら、大きな封筒の表にその題名を書きます。本を読んでいてこれはというものにぶつかったらメモして封筒にいれておく。必要なときにひっぱりだしてきて自分の勉強の成果をあわせれば素材はじゅうぶんである。」
「多くの場合、話し出す前から、われわれはすでに値踏みされている。だからこそ、あたたかい反応を誘い出すような態度で聴衆には接しなければいけない。」
「およそ話というものは次の4つのうちのどれかを目的にしています。
1、何かをわからせる。
2、感銘を与えたり、納得させたりする。
3、行動を起こさせる。
4、楽しませる。」
「自分に関心のあることばかり話すから相手はうんざりするほど退屈になる。相手の人にとって関心のあることを話す。」
です。
他にも数多くの話し方の技術がありました。
しかし、人前で話すときに失敗することの無い方法は、とにかくスピーチをする。ということだと書かれていたのは正にその通りだと感じました。
人前で話すのはやはり恐ろしい事ですが、この本のお陰で話す内容には
自信が持てるようになってきました。
足が震えていても、話せる状態です。
もっと実践経験を積めば足も震えなくなってくるはずです。
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