谷川さんが本の中で言っていた。
詩や死がない生活というのは「しがない」生活だ、と。
「瞑想が迷走しています」など詩人ならではの言葉遊びも多々あり・・・。
死が常に身近なホスピス医師と詩が身近にある詩人の往復書簡という形。
谷川さんはご年齢のせいもあり、達観されている、という印象。
また、徳永さんのホスピスでは死は常に身近で
生きている人を語るように病人や死を語る。
なかなか一般の人にとってはたぶん身近ではない死が
この本を通して少しだけ身近になる。
いろいろな生があり、いろいろな死がある。
いろいろな周りの人がいて、いろいろな送り方、送られ方がある。
そういうことってなかなか目にする機会がなかったので、
いい本に出会うことが出来た。
笑えるし、泣ける。そういう本でした。