はっきり言って、タイトルだおれの気がします。実質的な論文の書き方はほんのわずか。その内容も、著者の経験談に終始しているところが多いです。もちろん、その内容が間違っているとは思いませんが、通常の教員であれば指導するであろう基本的なマナーに留まっています。本書を読んで、初めて聞くアドバイスだ、というのであれば、残念ながらそれは自分の指導教員に問題があるように思います。
本書は、論文の引用の仕方など、形式的な書き方で占められています。参考になる部分もありますが、学術論文・書籍を多数読んでいれば、自然と身に付くものだと思います。
他の方も書かれていたように、修士論文を初めて書くという人には辛うじて参考になりえます。それにしても、本書のみを読んで「評価される」論文が書けるとは、やはり言い難いです。