本書は、社会学や犯罪心理学などの参考図書として使われている信頼ある書であり、事例の中には、まだ一般に知られていない恐るべき手口も数多く収められている。ビジネスに関連するものが多いが、それ以外にも歴史のウソ、芸術品の贋作、化石の捏造など、さまざまなトピックを扱っている。
ここで紹介されている事例は、すべて過去に実際に起こったものであり、今日行われている手口のもととなっているものばかりである。中には、そのまま使われ、今なお通用している手口もあるから驚きである。その一例は下のとおり。
登録情報
|
何度捕まっても懲りない詐欺師達のしたたかさに笑い、複雑にして巧妙な手口には思わず唸ってしまう。
「エッフェル塔売り」から釣り銭の誤魔化しまで、騙しの手口は多岐に渡り、またテレビなどで大々的に取り上げられている通販フィットネス製品など、その境界が曖昧になってきており分かりにくくなってきている。
数々の手口を知ったら、身の回りの人間が騙す人間と騙される人間のどちらかに見えてくることだろう。何ごとも疑わねばならない社会も世知辛いが、疑うことを忘れた社会も十分に危険なのである。
|
|
|