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証拠改竄 特捜検事の犯罪
 
 

証拠改竄 特捜検事の犯罪 [単行本]

朝日新聞取材班
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商品の説明

内容紹介

大阪地検特捜部で起きた、押収した証拠を検事が改竄するという前代未聞の犯罪。この犯罪をスクープした朝日新聞大阪社会部の記者が、調査報道の生々しい裏側と知られざる深層を明らかにする。証拠改竄事件は、特定個人の犯罪なのか、それとも検察組織全体の問題なのか?

内容(「BOOK」データベースより)

郵便不正事件で厚生労働省の村木厚子元局長を逮捕、起訴した大阪地検特捜部(村木さんは後に無罪確定)。その捜査の見立てに合うように、押収した証拠であるフロッピーディスクのデータが改竄されていた―。2010年9月21日、朝日新聞のスクープで明らかになった検事による証拠改竄事件は、当時の大阪地検特捜部の前田恒彦主任検事と大坪弘道特捜部長、佐賀元明特捜副部長の逮捕へと至る、検察史上類を見ない大スキャンダルとなった。そして今、法廷の場で真相が解明されようとしている。

登録情報

  • 単行本: 264ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2011/3/18)
  • ISBN-10: 4023308994
  • ISBN-13: 978-4023308992
  • 発売日: 2011/3/18
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
 厚生労働省局長であった村木さんが、冤罪によって職場から切り離され、拘置され、裁判を闘わなければなかった事件は、「冤罪はけっして昔のことでなく現在でも起こっている」ということを示しています。そして、それが警察の取調べではなく、大阪地検特捜部という検察のエリート集団が起こした事件であり、さらに事件捜査の中心にいる「特捜部主任検事」が証拠物件は改竄するという衝撃的な事件でした。

 本書は、「証拠物件のフロッピーディスク改竄」をスクープした朝日新聞の記者たちの姿を中心に、この事件を描いた本です。
 巨大な権力である検察と闘う記者たちの緊迫感が伝わってきて、なかなか読ませます。メディアの果たす役割を感じることができる本です。
 事件にまつわる朝日新聞大阪本社の動向も、検察の動きもよく伝わってきて、とても興味深い本だと思います。

 この本のいいところは、登場人物それぞれを一刀両断に切り捨ててていないことです。責任を問われた上司の特捜部長も副部長も、血のかよった人間であり、評価できる部分が多い人物であることを書いています。
 事件の推移だけでなく、村木さん本人、新聞記者、検察官、それぞれをきちんと人間として扱っている、優れたルポルタージュです。
 衝撃的な事件を描いているにもかかわらず、本書の読後感が悪くないのは、そんな姿勢で書かれているからだと思います。
 一読に値する本と思います。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
2009年、自称障害者団体「凛(りん)の会」に偽の障害者団体証明書を発行し、
不正に郵便料金を安くダイレクトメールを発送させたとして、
厚生労働省の雇用均等・児童家庭局長局長・村木厚子が逮捕された事件。
これは、特捜部長の大坪弘道や副部長の佐賀元明の捜査方針の下、
虚偽公文書作成、同行使容疑で、前田恒彦特捜部主任検事によって
絵が書かれた不当逮捕であった。

この不当逮捕事件をスクープした朝日新聞の調査報道の実際が
詳細に語られる本書。
「取材の基本はなにか」メディア側からも考えさせられる本である。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
検察ネタなら過去にたくさんあった。それとこれとが決定的に違うのは、迫真の度合いである。詳細は読むしかないのだが重要なことをひとつ言うと、気合いのあるかないかである。批判は簡単である。しかしもし自分が、それであったなら。そう考えれば難しい事ばかりだ。この本に登場する若者たち。とは言いながら40絡みが殆どだけれど。読めば、ノンフィクションとはこういうものかと、すぐに分かってもらえるだろう。
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