いま、設計のための新たなプラットフォームづくりが急がれている。コンピュータなど、いまや実現可能になりつつあるさまざまな技術を用い、人間の行動やプロセスのなかで、建築、空間、情報環境を設計し、人と社会の関係を設計しなおす試みが建築や情報工学の分野で生まれている。本書は、建築、技術開発、情報工学のイノベーターである若き5人、柄沢祐輔、田中浩也、ドミニク・チェン、藤村龍至、松川昌平の理論と実践に注目し、建築、空間、情報環境のこれからの設計の方法を探っていく。 2010年末より半年間、「10+1 web site」で行なった好評連載「10+1 SCHOOL〈建築・都市・情報〉制作の方法」を大きく改稿、構成を更新して書籍化する。
ドミニク・チェン Dominick Chen 1981年生まれ。2004年よりNPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパンの設立メンバーとして日本におけるフリーカルチャーの発展に従事。 2008年株式会社ディヴィデュアル設立、Web・コミュニティ「リグレト」の企画・開発に携わる。 共著=『いきるためのメディア──知覚・環境・社会の改編』(春秋社、2010)、『Coded Cultures: New Creative Practices out of Diversity』(Springer WienNewYork、2011)など。