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記者会見ゲリラ戦記 (扶桑社新書)
 
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記者会見ゲリラ戦記 (扶桑社新書) [新書]

畠山 理仁
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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記者会見ゲリラ戦記 (扶桑社新書) + 報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)
合計価格: ¥ 1,680

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商品の説明

内容紹介

★「記者会見開放」をめぐる、徒手空拳ゲリラ戦の記録!

政権交代以降、「記者会見オープン化」の現場を歩き始めた
フリーランスライターが遭遇した、世にも奇妙な永田町の慣例――

「記者クラブ」の皆様には名刺交換を拒まれ、
記者証のない国会では門前払いされ、
会見に参加できても質問はできない
「名ばかり」オープン化の実態をルポ。

貧者の武器、twitterやUstreamを駆使して
会見「ダダ漏れ」を試みながら考えた
記者クラブの「報じない権力」とは?

Webマガジン「マガジン9」の人気連載『永田町記者会見日記~首相官邸への道』に大幅加筆。
亀井静香・前金融担当相、岡田克也・前外相、原口一博・前総務相のSpecialインタビュー。
ゲリラ共同戦線を張るジャーナリスト岩上安身氏&大川興業・大川総裁との座談会も収録。

内容(「BOOK」データベースより)

政権交代以降、「記者会見オープン化」の現場を歩き始めたフリーランスライターが遭遇した、世にも奇妙な永田町の慣例―「記者クラブ」の皆様には名刺交換を拒まれ、記者章のない国会では門前払いされ、会見に参加できても質問はできない「名ばかりオープン化」の実態―twitterやUstreamを駆使して会見「タダ漏れ」を試みながら考えた記者クラブの「報じない権力」とは?「会見開放」をめぐるゲリラ戦の記録。

登録情報

  • 新書: 288ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2010/12/1)
  • ISBN-10: 459406325X
  • ISBN-13: 978-4594063252
  • 発売日: 2010/12/1
  • 商品の寸法: 17.5 x 11.7 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
記者クラブとは、政府の都合いいように報道をコントロールするために
温存されたシステムであり、そういった意味では情報統制の装置であろう。

また、記者クラブメディアは優先的、かつ独占的に情報を得ることに汲々とし
非記者クラブメディアを排除することで、その既得権を守ろうとする。

世界でも珍しい記者クラブというシステムが機能している限り、
報道は本来の使命である、権力をチェックするという機能を放棄したも同然ではないか。

政権が交代し、一旦は開放に向かうかと思われた記者会見も
官報の抵抗により一部しか実現されず、
菅総理の誕生により、後退してしまった印象さえある。

しかし日頃、記者クラブメディアにしか接することのない者は、
その存在すら知らされないのだから事は深刻だ。

本書は、そんな強固な記者クラブという壁に阻まれながらも、
ツイッターやUSTといったネットでの武器を引提げ、
唯一点、記者会見の開放を目指し、
日々ゲリラ戦を続けるフリーライターの渾身のルポである。

280ページ超と、新書にしては分厚いが一気に読める。
決して中身が薄いということではなく、ユーモアあり、イラストありで
読み始めたらページをめくる手が止められなくなる一冊である。
このレビューは参考になりましたか?
29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By chizuru
形式:新書
世界の常識である「フリープレスの原則」(報道に携わる者は誰でも自由に取材ができる)が、日本では戦後65年間、「常識」ではなかったという。記者クラブという「カルテル」のもと、「大本営発表」とも言うべき情報統制は依然として行われており、知る権利という点で国民は、いまだ「戦中」に留め置かれている。

そうした情報格差の戦場である永田町に、消耗戦を挑んだのが筆者である。フリーランスの立場でなされる現地報告は、ときに悲哀に満ち、ときに笑いを誘いつつ、記者クラブというシステムの異常さを、読む者に実感させていく。たとえば、総務省や人事院の職員が、記者室の枕カバーを縫い付けている光景など、果たして誰が想像し得たであろう。税金により雇用されている職員に、枕カバーを縫わせて何の疑問も抱かず、平然としていられる神経の麻痺状態こそ、まさに仕分けの対象であろう。

来る日も来る日も、倦むことなく折れることなく、「記者会見のオープン化」をめざして粘り強く続けられる筆者の地道な活動を支えているのは、記者クラブが、「報じない権力」を行使し、情報をコントロールする事態への危機意識である。「報道の原点は言うまでもなく現場での取材である。一次情報をどれだけ集め、それをどう伝えていくか。それが報道の使命」(P.221)という信念に、ジャーナリストとしてのプロ意識を見る。

だが筆者は、自身の活動を、野球のグランドキーパーにたとえ、パフォーマンスを見せる選手でない以上、それはジャーナリズムではないと言う。「こんなくだらないこと、他の優秀な人たちにさせられないじゃないですか。もったいなくて」(P.150)とあくまで謙虚である。とはいえ、草が生い茂るでこぼこのグランドで、観客を魅了する試合など行えるはずもない。記者会見という試合会場の整備こそ、真剣勝負の前提であり、同時にそれは、観客へ贈り物でもある。お金にもならない「くだらないこと」に、多くの時間と労力を捧げてくれた筆者に、観客のひとりとして、心から感謝したい。

そして、第一級のパフォーマンスを選手に期待するなら、観客もまた、見巧者たるメディアリテラシーを身に付けるべきことを思う。既存マスメディアが、利益を追求する私企業にすぎず、掲げる「客観性」や「公平性」が「幻想」でしかない以上、観客も自らの意識を覚醒させ、安易な依存体質から脱却すべきである。最高の試合は、競技者だけでなく、彼らを見守り育てる観客がいて、初めて成立する。主権者として、「知る権利」を前に何ができるのか。覚悟と主体的行動が、問われている。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nanoris
形式:新書
twitterで@hatakezoの発言を聞いて興味をもった日に本屋で見つけたもんだから、買うのは仕方ない。

最初は内容にも期待していなかった。
ぱらぱらと取ってみれば、亀井静香や岡田克也の話が出てくる。

さてさて、記者クラブの問題を扱っているという話はわかっていたのだが、その内容は。。。

と読み始めたら圧倒的に面白い。

というのもその理由の一つは著者のやんちゃぶりなのだが、
それ以上に記者会見のオープン化は政治家を測る明確な物差しになりうるからだ。

記者会見のオープン化という物差しで見てみると
混沌とした政治家達を、これほどにすっきりと区別できるのかと驚く。

もちろん、記者会見をオープン化する政治家が全ての面で正しいと言う事ではない(ありえない)。
だが、正しくない事もあるから、オープン化する政治家は信用できるのだ。
追及し議論する場を提供する人とは、議論できるからだ。

本書を読んでいるとオープン化は政治家個人の資質にもよるが
それ以上にそれを阻んでいるのが誰であるか正体が見えない事に気付く。

それを大臣と呼んだり、官僚と呼んだり、マスコミと呼ぶが、声をあげる筆者と対立するのが
誰であるのか、具体的な顔は見えない。

恐らく筆者でさえこの状況を実は誰に向かって言えばいいかわかってはいまい。
面と向かって誰かを説得すれば状況が変わるのであれば話は早い。
だが、そうではないらしい、だから筆者の手になるこの本は面白い。

記者会見のオープン化が実現したとき、著者がジャーナリストとして生き残れるのか
それは分からない、もしかしたらオープン化だけで終わってしまうかもしれない。

だからこそ、著者の活動には価値がある。
彼は決して自分の利益のために戦っているわけではない。
リングの上に上がらせてくれ、負けてもいいから、と言っている人だ。

そんな彼の活動は信用できるのだ。

蛇足ではあるが、亀井静香、岡田克也が文句なく好きな人は読んだらいい。
この二人の非凡さが目立つ、そう感じる本だ。

@nanoris
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