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記憶の歴史学 史料に見る戦国 (講談社選書メチエ)
 
 

記憶の歴史学 史料に見る戦国 (講談社選書メチエ) [単行本(ソフトカバー)]

金子 拓
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

「歴史」はどのようにして生まれるのか。本能寺の変、細川ガラシャ自害などの事件の記録を元に、記録が歴史となるプロセスを探る。

内容(「BOOK」データベースより)

「歴史」はどのようにして生まれるのか。本能寺の変、細川ガラシャ自害事件など、さまざまな文書、日記などに記された人々の記憶が一つの歴史上の事件として定着してゆくプロセスを探る。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 320ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/12/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062585227
  • ISBN-13: 978-4062585224
  • 発売日: 2011/12/10
  • 商品の寸法: 18.9 x 13.2 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 史実とはかくも多様で豊穣なるものか, 2012/1/10
レビュー対象商品: 記憶の歴史学 史料に見る戦国 (講談社選書メチエ) (単行本(ソフトカバー))
 ジャイアンとのび太が20年後に酒を酌み交わしたら、ジャ「おれたち、毎日、楽しく遊んでたよなあ」 のび「ぼくは君に、いつもいつも、
いじめられてたよねえ」となるに違いない。記憶というフィルターを通じて、史実はまったく異なる相貌を見せるのだ。
 日記に書かれたことを、歴史研究者は「一次史料」として無批判に使ってしまうことが多い。古い時代になれば他に史料が残ってないの
でやむを得ないともいえるが、本書は史実の一義的な確定がいかに難しいかを、「記憶」を分析の視角として用いて、きわめて興味深い実
例に則しながら明らかにしていく。ごく単純に見える史実がいかに重層的で複雑か。一つ一つの要素を切り分けていく手際は、熟練の職人
を思わせ、読み進めるうちに我知らず感嘆することがしばしばである。
 歴史研究の初学者は、他によるすべがないものだから、口をそろえて「実証」をいう。だが、実証とは、実はこれほどの奥行きをもつ営為
なのである。東京大学の史料編纂室に勤務する著者は、日頃から史実と格闘しているうちに、技能を磨いたに違いない。それにしても畏るべ
き技量の冴えである。読みやすいが、きわめて深い。歴史学に興味のある人にとっては、必読の書といえよう。
 
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