政治/強者の論理で強制的に忘却させられた人々。
彼/女らの証言は、無限に反復されていかなければなりません。
「繁殖性」、「母性」、「民族」といった物語に回収してしまうことで、
証言の代弁性を限定してはなりません。(cf.本書第4章)
わたしたちには、彼/女らの記憶を継承していく(少なくとも)連累がある。
証言の極限的可能性を追究しなければなりません。。
ハンナ・アーレントの著作を読んだことがないので、かなりの引用がある本書はたいへん勉強になります。
「ポリスという組織は、一種の組織化された記憶である。」
活動(=行為+言葉)の脆さに対するギリシャ人の独創的で前哲学的な救済手段としての、ポリスの創設。
記憶というものが、本来的にいかに政治的であるか!
それにしてもこの本の文体、・・・とか「」とかの強調が多すぎて、読みづらい。
読み手を拒否しているのか(そんなわきゃないけど)、広範な批判を避けるための限定なのか。。